朝からフラペチーノの誘惑に負けました。
蒸し暑い…
 
きのうは、気象庁の予想以上に、
みるみるうちに気温が上がっていき、
ついに気象の歴史を塗り替える日となりました。
 
埼玉・熊谷で41.4℃!
2013年の高知・江川崎の41.0℃を抜いて、国内最高気温になりました。
私は祖母の家が熊谷で、
幼少期の夏は熊谷で過ごしたからか、比較的暑さには強いほう。
 
暑いのは、それはそれはつらいですが、
日本一暑い称号を
1896年から観測を続ける長い歴史を持つ熊谷が奪還して、
ちょっぴり嬉しい気がするのは私だけでしょうか…
 
さて、きょうもきのうと同じくらいの暑さになるのか!?
 
関東で40℃を超えるような酷暑になるのは、
①強い日差しが照りつけること
②暖気に覆われること
③前日から熱が蓄積すること
④北よりの風のフェーン現象が起こること
が条件になります。
 
①〜③はみたしますが、
きょうは海側からの南〜東よりの風。
きょうの関東は40℃を超えることはないと思います。
 
ただ、海からの風が湿気を運んできますから、きのうより蒸し暑くなります。
汗が乾きにくくなる分、
熱中症の危険度は増しますから、
引き続き、対策しっかり行いましょう。
 
なお、関東では、あすになると、
さらに海風が入りやすくなり、涼しいと感じるほどになるかもしれません!
 
一方で、岐阜など東海の内陸部では、
きょうも40℃に迫る暑さになるところがありそうです。
自分でも気がつかないうちに、体も疲れていると思います。
体に優しい行動を取っていきましょうね。

 
西日本や東海でも、体温を超えるような気温は、
あす以降はしだいに縮小していき、
今週末には、今より最高気温は3〜4℃低くなりそうです。
 
しかし!
今年は次から次へと難題がやってきます。
 
記録的豪雨、記録的猛暑、
そして、週末の困りごとは、台風です。
きのう台風11号が、
日本の東の海上で発生しました。
この11号は、日本には直接の影響はありません。
もっとも心配なのは、 
日本のはるか南の熱帯低気圧aです。
あすには台風にまで発達する予想です。
 
この近海は、海面水温30℃近くあり、台風が発達しやすい海域。
勢力を強めながら、
日本に向かって北上してくるおそれがあります。
 
ヨーロッパ中期予報センターは、
きのう同様、関東付近から日本海へ。
きのうの朝まで沖縄方面に進む予想を出していたアメリカNOAAの予想は
きのう午後から、やはり関東方面へ。
しかも、上陸はせずに、ギリギリのところを西へ西へ…あぁ、厄介!
 
なお、接近のタイミングにはズレがあり、
あまり発達せずに近づく予想のヨーロッパ中期予報センターは、29日の日曜日ごろ。
 
南の海上で勢力を蓄えて近づく予想のNOAAは、
30〜31日の週明けに、影響がもっとも大きくなる傾向です。
 
まだ発生していない台風ですので、気象庁の進路予報が出てない段階。
ただ、嫌な方向でコースが揃ってきています。
 
週末から来週初めにかけて重要な予定がある方は、
リスケジュールの可能性も少し念頭に置いてください。
 
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コメントありがとうございました。
この気象状況で、医療従事者の方は大変かと思います。
ご自身も疲れがたまると思いますので、
休息とれる範囲で、とってくださいね。
 
あすは、関東では涼しい海を渡った風が吹き込むため、
暑さは和らぎますが、
東海から西では高気圧の影響で、猛暑が続きます。
8月になると、
高気圧が息切れして、
太陽ギラギラの灼熱の暑さというよりは、
蒸し暑さに変わってくると思います。
夕立、いわゆるゲリラ豪雨が起こりやすい天気が多くなりそうです。