きのうからけさにかけて、
西日本を中心に黄砂が飛んできました。
前橋でも観測されて、関東にも今シーズン初飛来。
ひまわりからの画像にも、埃っぽい茶色の砂がうつっています。
(気象衛星センターより)
きょうからあすにかけては、
黄砂混じりの雨が降りそうです。
車などが汚れてしまうかもしれません。
また、関東では、あす朝の通勤時間帯に
雨と風が強まって、横殴りで降るおそれもあります。
沿岸部では交通に影響が出るかもしれません。
新年度、通学路に慣れていない小学生や、
自転車通学のみなさんは、くれぐれもお気をつけください。
きょうからあすにかけて吹くのは、
冷たい海を渡ってきた北東風。
親潮が流れる10℃前後の海水で冷やされた空気ですから、
寒く感じられそうです。
スプリングコートやストールなど、服装でうまく調整してください。
ただ、あさって以降は、
日に日に気温が上がって、週末は熱中症注意の暑さ。
東京で29℃が予想されています。
東京の最も早い真夏日(30℃以上)の記録は、5月5日。
この記録を大幅に塗り替える可能性があります。
それにしても、今年は早い暑さの話題。
3月から記録的な高温になっていますが、
暑さをもたらしたのが、中国大陸付近の暖かい空気です。
この暖かい空気が、
ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠の雪解けを急かし、
結果、地面が露わになったところで、
低気圧の砂が巻き上げられて、
今、黄砂として日本に度々飛んできているのです。
去年の3月25日と今年の3月25日。
モンゴル付近の積雪に差があります。
週末に暑さのピークが過ぎても、
高温のトレンドはまだ続きそうです。
例年、GWに見頃になる花々がもう咲き出しています。
茨城・ひたち海浜公園のネモフィラ、栃木・あしかがフラワーパークの藤棚、
青森・弘前公園や秋田・角館の桜…
(国営ひたち海浜公園HPより)
見頃がずれたことで、経済にも大きく影響が出るかもしれません。
毎年、楽しみにしている方は、どうぞお早めに。
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コメントありがとうございます!
まさにご指摘の通りです!!
生まれた時から、
紫だらけの部屋や小物に囲まれて過ごしたために、
補色の黄色に走ったのかもしれません。
色へのこだわりは、親子ですね…