北海道では、記録的な高温となっていて、
斜里町の宇登呂で21.0℃!
1923年3月28日の帯広が記録した20.3℃を抜いて、
3月の道内最高気温を塗り替えました。

また、群馬や茨城県内では、すでに25℃を超えているところがあります。
本州で初の夏日となりました。

けれど…

せっかくの快晴が台無しという感じの景色です。

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春霞(はるがすみ)を通り越して、空が黄色い…
大陸育ちの乾いた空気が、列島を支配している上に、
風が弱いので、大気中の汚れがどんどん滞留していく…
こんな日に深呼吸はキケンです。
 
PM2.5の測定値は、
正午の段階で、
新宿やさいたまなどで、赤色の高濃度が出ています。
http://soramame.taiki.go.jp/
注意喚起は現段階では出ていませんが、
呼吸器系が弱い方、アレルギーのある方、小さなお子さんは、
マスクをしたり、外出を控えることも考えましょう。
PM2.5は春の晴れの日に多くなる傾向がありますから、
これからのシーズン気をつけていきましょう。
 
また、北日本では、
今夜、大陸から黄砂が飛来する予想になっています。
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宇宙から気象衛星も茶色い黄砂を捉えています!
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それほど濃いものではありませんが、
北日本のみなさんはお気をつけください。
 
私はこのところの乾燥×花粉症で、
喉を痛めてしまい、すっかり風邪をひいてしまいました。
気象予報士の不養生です…みなさんもお気をつけください。
 
そして、きょう病院で看護士さんに聞かれたのが、
「もう寒くはならないですよね?」
 
実は、この晴れ続きがフィナーレを迎えるとみられる来週金曜日から土曜日、
雨が降った後に寒気が流れ込む予想になっています。
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まだどれくらい寒くなるかは判断が難しいところですが、
春休みが明けるまでは、まだ寒の戻りがあると思って、
冬物のコート、1枚だけ残しておいたほうがいいかもしれません。