東京・靖國神社のソメイヨシノも花が咲き、
きょう気象庁から開花の発表がありました。

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きのうは小雨で報道陣しかいなかった標本木のまわりに、
きょうは大勢の人が集まり、発表とともに拍手がわき起こりました。
気象庁の職員さんが、はにかんでいたのが印象的でした。

東京は、観測史上2番目に早い開花。
1番は3月16日(2002、2013年)です。

サクラは、冬が寒ければ寒いほど、
寝起きがよく、
春先に暖かければ暖かいほど、
ぐんぐん大きくなります。

まさに例年以上の寒い冬と、
ここ数日の初夏のような陽気で、スピード開花となりました。

こうなると早くお花見に行きたいと心踊りますが、
わが家の周りはまだ花が咲いていません…。

歴史ある靖國神社の桜は、都心の中でもトップクラスで早く咲きます。

桜の環境と咲くタイミングの関係としては…


・老木ほど早く咲く
・夜間の冷え込みが弱いビルの谷間では早く咲く
・川沿いや田園地帯など冷えるところでは遅くなる
・地下鉄の通気口など、暖かい空気が流れ込むところは早く咲く
・冬場にライトアップされると、寒い冬の年は早く咲き、暖かい冬の年は遅くなるなど狂う

など、地域差があります。

それを踏まえると…

早めに25日ごろに満開になるのが、
・靖國神社(東京)
・目黒川沿い(東京)
再来週前半27日ごろ満開になるのが、
・千鳥ヶ淵(東京)
・上野公園(東京)
・代々木公園(東京)
・三渓園(神奈川)
再来週後半30日ごろに満開になるのが、
・井の頭公園(東京)
・大宮公園(埼玉)
・小田原城址公園(神奈川)
月末から4月に満開になるのが、
・昭和記念公園(東京)
・幸手権現堂桜堤(埼玉)
という見通しです。

また、予定が合わない場合は、
桜の種類が豊富で、見頃の時期に幅がある新宿御苑などもおすすめです!

名古屋や大阪・京都あたりは、
31日、4月1日ごろの週末がピークになりそうです。

楽しいお花見計画立てましょう!