『ライオンとネズミ』

というイソップ童話があります。
 
ライオンは、自分の背中にのぼってきたネズミを捕まえて食べようとするも、
命乞いを受け入れて、逃してやります。
その後、ライオンがワナにかかってしまったときに、そのネズミにライオンが助けられるというお話です。
 
息子はこの物語が大好きで、毎晩のように読みます。
 
同じくらい、大好きなのが『一寸法師』。
 
小さい体で、針の刀を持って、
鬼に立ち向かい、やっつけるお話です。
 
共通ポイントは、
小さい体でも大きい体のものに負けない力を発揮するという点。
 
2歳の子どもなりに思うところがあるようです。
 
さて、節分にあたって、
息子は一生懸命練習してきたことがあります。
 
「鬼が来るよー」
と掛け声をかけると、
「いっすんぼーし、えいっ!」
と一寸法師になりきって、鬼と闘うイメージトレーニング。
 
そして、豆まき本番。
ちゃんとできるかしら?
 
保育園で鬼が出てくると…
唖然として、一寸法師のことはすっかり忘れてしまい、立ち尽くし…
我にかえると、先生に渡された豆にみたてた紙のボールを持って、鬼に近づき…
 
「あーん」
鬼に豆を食べさせたのです!
 
子どもって発想豊かだなぁ。
ともだち作戦で和平交渉して切り抜けるタイプなのかしら。
“悪いもの=やっつける”
に限らず、仲間に取り込むのも手かもしれません。
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家では、すっかり自分が鬼になりきっていました。
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鏡でチェックしたりして。
 
きょうは、久しぶりに麻布十番に行きました。
商店街は節分イベントで賑わっていましたよ。
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あすから、暦の上では新しい年の始まり。
ニコニコ笑顔溢れる1年になりますように。