大雪から一夜明け、みなさん無事外出できたでしょうか。
雪かきからスタートという方も多かったかもしれません。
蓋を開けてみれば、都心も20cm超の大雪になりました。
きのうの東京の降水量が24.0mm、そして積雪が23cmですから、
ほとんど雪として積もったということになります。
ここまでの大雪になった原因は、なんといっても南岸を進む低気圧の発達。
24時間で24hPa下がると、“爆弾低気圧”なんて呼ばれますが、
それを優に超える発達ぶり。
北からの寒気を引き寄せて、降水を雨に変える隙を与えませんでした。
4年前の2月8日は、27cmの雪が融けたのは4日後。
日陰ではなかなか雪は融けません。
道路への影響は、今回も長引きそうです。
しかも、今夜からやってくる寒気は超ウルトラスーパー強いもの。
今夜からあすにかけては、北陸周辺で雪が急増しそうです。
先々週、大雪を降らせたJPCZとよばれる日本海の発達した雪雲の帯が今夜にも発生、
市街地でもまた大雪のおそれがあります。
きのうはズンズン雪が積もって、本当に帰宅が大変でしたが、
おとーさんに保育園にお迎えに来てもらった息子は、大はしゃぎだったようです。
帰宅ラッシュで何本も電車を見送る中、写真が届いて一安心でした。
こんな動画も。
最後は「こわいよ～」
けさは、まぶしい雪のなか元気に登園しました。
なお、来週月曜日も、南岸低気圧が予想されています。
今のところ、今回のように発達することはなく、陸地から離れて通る予想で、
小雪かくもり空のまま通り過ぎる可能性が高いです。
ただ、4年前の2週連続の例があるように、
大気の流れはクセがつくため、安易に胸をなでおろすことはできません。
また、見通しが変わったらお伝えしていきますね。
最後に…
草津白根山が噴火しました。
同時になだれも発生したようで、巻き込まれた方もいたようです。
今後このエリアは大雪が心配されます。
また、火山活動が活発になれば、
さらなるなだれや泥流が発生し、ふもとの方々にも影響が出ることも考えられます。
かつて北海道十勝岳では大規模な事故が起こりました。
火山活動おさまってくれますように。