けさは、家を出た後に忘れ物に気づいて、取りに帰りました。
折りたたみの傘です!
台風5号は、さきほど高知県の室戸岬付近を通過しました。
進路がさらに東寄りになって、上陸しそうでしない…
あたたかい黒潮の流れに乗って、
勢力を保って、いまだ目がはっきり。
午後は近畿に上陸のおそれが出てきました。
中継の映像を見ると、
台風接近前から断続的に激しい雨が降っているようです。
今回の台風の特徴としては、
中心から離れたところにアウターバンドの発達した雨雲を携えていること。
その直径は1000km近くもあり、西日本をすっぽり覆うほど。
影響範囲が広いのです。
この活発な雨雲がかかって、
近畿や東海、北陸西部ではきょう、
関東や北陸東部では今夜からあす、
東北ではあす、
猛烈な雨のおそれがあります。
過去には、アウターバンドの発達した雨雲により、
台風から離れたところで、
特別警報が出されたり、竜巻が起こったこともありました。
台風は、このあと本州を縦断するおそれがありますが、
ちょうど中部山岳があることから、進路が難しいです。
台風は山にぶつかって、その後、
低気圧の中心が2つに分かれる予想です。
気象庁は台風進路の中心を日本海に進めていますが、
米軍は関東北部に進めています。
この期に及んで方向が分かれているのです。
いずれにせよ、広範囲で影響を及ぼすことには変わりありません。
台風が日本海に抜けても、
関東は夕方以降、雨が降り出し、山沿いでは大雨に。
さらに沿岸部では南風が強まってきます。
きょうはできることなら、早めに帰宅なさってください。
日本を縦断する台風は足早に抜けていくことが多いですが、
それは秋のこと。
夏場は上空の風が弱いので、スピードを上げきれません。
動きが遅く雨が長く続くことも特徴といえるでしょう。
あすにかけても影響が長引き、
関東は断続的に雨が降り、山沿いは雨量がかなり多くなるでしょう。
風の強い状態も続きます。
また、北陸や東北も土砂降りの雨になり、台風から離れた東北の太平洋側も警戒です。
台風のコースも定まりきっていないので、
こまめに情報をチェックしてください!
そして、夏休み真っ只中、台風のもたらす猛暑にも注意です。