会社を出ると、
まだブルーの空にほんのりピンクに染まった雲が浮かんでいました。
あさっての夏至を控え、きょうの日没は午後7時。
日が長くなったなぁ。
日が落ちる前から、心が落ちてます。
きのうからしょんぼりです。
やってしまいました…
息子の額にパックリ数cmの傷。
きのうは涼しかったので、
久しぶりに公園日和だと思い、息子と2人、張り切って少し遠くの公園に出かけて行きました。
「あおあおのお花だね」
なんて言いながら、楽しく。
事件は公園に着いてすぐに起きました。
ベビーカーを降りて、7~8歩進んだところでいきなり転んだ息子。
ギャーン!
目を離していたわけではなく、
事件は公園に着いてすぐに起きました。
ベビーカーを降りて、7~8歩進んだところでいきなり転んだ息子。
ギャーン!
目を離していたわけではなく、
転んだ瞬間もしっかり目撃していて、
ちゃんと手をついていたのでいつものことかーとのんびり近づいていくと、
なんと顔を見てビックリ。
ものすごい血が飛び散っています。
ちゃんと手をついていたのでいつものことかーとのんびり近づいていくと、
なんと顔を見てビックリ。
ものすごい血が飛び散っています。
ちょうど金属でできたシーソーの足をのせる部分に額を打ってしまったのです。
まゆげの上がパックリ。
横幅2cm、縦3mmくらい開いてる!
やってしまった…
水道でティッシュを濡らして、汚れを取ります。
これでまたギャーと泣きました。
そのあとベビーカーに乗せて、
乾いたティッシュをおでこにあて、家路へと急ぎます。
キズパワーパッドじゃ無理だよね?
縫うレベルなのかな?
日曜日ってどこか病院やってるのかしら?
ベビーカーを押しながら、道中、区の小児救急ダイヤルに電話(小児#8000と同じ)。
外科を紹介してもらいます。
タクシーで10分くらいの距離のところの病院だ…
電話をしてみます。
「お子さん何歳ですか?あー小さいですね。うちは小児科ないんで受け付けられないんですよー」
ひぃー!
せ、せめて、応急処置法を教えてくださいー!
「傷見てみないとわからないんだけど、とりあえず、ガーゼ当てて止血して」
もう一度、区の救急ダイヤルにかけます。
「先ほど電話したものなんですが…」
「電話の担当変わりましたので、最初からお願いします。お名前、住所、年齢、お母様の年齢お願いします…」
およよ、もう11時半。
午前の受付終わっちゃうよー。
「小児科がないとダメとなると…少し遠いですが、空いている小児科あります」
紹介された小児科に電話。
「傷はみられますが、縫合などはできません。あ、そのレベルの傷だと縫ったほうが…」
えー!
もう一度、区の救急ダイヤルに。
「お住まいの地域からはかなり遠いですが、外科と小児科のある病院はあります。ただ、きょうは外科当番ではないのでどうでしょうかね…」
とりあえず聞いてみることに。
「外科の処置は可能ですが、本日は内科医しかいないんです。傷を診てみて、縫う必要があるなら、内科医でもよいというご了承をいただけるなら…」
最近はテープの処置も優秀ってきくし、
テープでの処置を第一希望にやってもらおう!
「はい、行きます!」
「では、2時に来てください」
行き先が決まった頃には、息子の機嫌もすっかり治り、
「ごはん、ごはん」と言い出しました。
本人が平気なら、時間までごはんを食べさせよう。
手を洗って着替えさせ、
朝食の残りのパンとにんじんとたまねぎのスープを食べながらも、
額からはまだ血が滲み出しています。
はぁ。
ここでおとーさんに連絡し、写メを送ります。
「このくらいで済んでよかった…」と返事。
アンパンマンのビデオを見て、ご機嫌で病院へ出発。
遠いですが、土地鑑のある場所だったので、助かりました。
病院で名前を呼ばれると、そこにいたのは若手の女医さん。
昼寝から目を覚ました息子は、
嬉しそうに近づいて行き、聴診器を触ろうとします。
「はい、縫いましょう。これは縫うしかありませんね」
ひょえー!
「では、お子さまお預かりしますね」
処置室を出る直前に息子の方を振り返ると、
おくるみのような布で、ぐるぐるとサナギのように巻かれて、
手や足が出せないようにされています。
ギャー!ギャーン!!
休日の大病院に泣き声が響き渡ります。
生まれた時の100倍以上の声。
がんばれ、耐えろ!!
「終わりましたー」
対面した息子は、まるでシャワーを浴びたばかりのように、
汗でビッショリでした。
辛い思いさせてごめんね。
「あしたまた外科の先生に診てもらいましょう。午前中来てください」
そう話す女医さんは、やり切った感たっぷりの顔でした。
あぁ…
まゆげの上がパックリ。
横幅2cm、縦3mmくらい開いてる!
やってしまった…
水道でティッシュを濡らして、汚れを取ります。
これでまたギャーと泣きました。
そのあとベビーカーに乗せて、
乾いたティッシュをおでこにあて、家路へと急ぎます。
キズパワーパッドじゃ無理だよね?
縫うレベルなのかな?
日曜日ってどこか病院やってるのかしら?
ベビーカーを押しながら、道中、区の小児救急ダイヤルに電話(小児#8000と同じ)。
外科を紹介してもらいます。
タクシーで10分くらいの距離のところの病院だ…
電話をしてみます。
「お子さん何歳ですか?あー小さいですね。うちは小児科ないんで受け付けられないんですよー」
ひぃー!
せ、せめて、応急処置法を教えてくださいー!
「傷見てみないとわからないんだけど、とりあえず、ガーゼ当てて止血して」
もう一度、区の救急ダイヤルにかけます。
「先ほど電話したものなんですが…」
「電話の担当変わりましたので、最初からお願いします。お名前、住所、年齢、お母様の年齢お願いします…」
およよ、もう11時半。
午前の受付終わっちゃうよー。
「小児科がないとダメとなると…少し遠いですが、空いている小児科あります」
紹介された小児科に電話。
「傷はみられますが、縫合などはできません。あ、そのレベルの傷だと縫ったほうが…」
えー!
もう一度、区の救急ダイヤルに。
「お住まいの地域からはかなり遠いですが、外科と小児科のある病院はあります。ただ、きょうは外科当番ではないのでどうでしょうかね…」
とりあえず聞いてみることに。
「外科の処置は可能ですが、本日は内科医しかいないんです。傷を診てみて、縫う必要があるなら、内科医でもよいというご了承をいただけるなら…」
最近はテープの処置も優秀ってきくし、
テープでの処置を第一希望にやってもらおう!
「はい、行きます!」
「では、2時に来てください」
行き先が決まった頃には、息子の機嫌もすっかり治り、
「ごはん、ごはん」と言い出しました。
本人が平気なら、時間までごはんを食べさせよう。
手を洗って着替えさせ、
朝食の残りのパンとにんじんとたまねぎのスープを食べながらも、
額からはまだ血が滲み出しています。
はぁ。
ここでおとーさんに連絡し、写メを送ります。
「このくらいで済んでよかった…」と返事。
アンパンマンのビデオを見て、ご機嫌で病院へ出発。
遠いですが、土地鑑のある場所だったので、助かりました。
病院で名前を呼ばれると、そこにいたのは若手の女医さん。
昼寝から目を覚ました息子は、
嬉しそうに近づいて行き、聴診器を触ろうとします。
「はい、縫いましょう。これは縫うしかありませんね」
ひょえー!
「では、お子さまお預かりしますね」
処置室を出る直前に息子の方を振り返ると、
おくるみのような布で、ぐるぐるとサナギのように巻かれて、
手や足が出せないようにされています。
ギャー!ギャーン!!
休日の大病院に泣き声が響き渡ります。
生まれた時の100倍以上の声。
がんばれ、耐えろ!!
「終わりましたー」
対面した息子は、まるでシャワーを浴びたばかりのように、
汗でビッショリでした。
辛い思いさせてごめんね。
「あしたまた外科の先生に診てもらいましょう。午前中来てください」
そう話す女医さんは、やり切った感たっぷりの顔でした。
あぁ…
昨夜、息子が寝付くと、自分の不甲斐なさに泣けてきました。
ごめんね。
そして、きょう。
「いやー、こりゃ、内科の大先生だなぁ」
傷口をみた外科の先生が言います。
「ふつう、これくらいの年の子は暴れるので、縫わないんですよ。縫わせてなんかくれない。よく挑戦したなぁ…」
「きのうお話あったかと思いますが、一応ご説明すると、まゆげのあたり、傷は残ってしまうと思います」
あ、そういう説明、きのうはなかったなぁ。
まゆげ、もう生えないのかな…
本人はきょうは消毒を多少嫌がったものの、ケロっとしていました。
タクシーを待つ間、電話ボックスを探検。
ごめんね。
そして、きょう。
「いやー、こりゃ、内科の大先生だなぁ」
傷口をみた外科の先生が言います。
「ふつう、これくらいの年の子は暴れるので、縫わないんですよ。縫わせてなんかくれない。よく挑戦したなぁ…」
「きのうお話あったかと思いますが、一応ご説明すると、まゆげのあたり、傷は残ってしまうと思います」
あ、そういう説明、きのうはなかったなぁ。
まゆげ、もう生えないのかな…
本人はきょうは消毒を多少嫌がったものの、ケロっとしていました。
タクシーを待つ間、電話ボックスを探検。
その後、息子は遅刻して保育園に行き、
私も暗い気持ちを引きずって出社しました。
でも、会社できのうの事件を話したら、なんと4人中4人が、
「うちも5針」
「うちは上の子も下の子も両方だよ」
「うちも内科の先生だったー」
「うちは2回やったんだよ」
と言い出し、あるあるなんだと認識。
さらに口を揃えて言われたのは…
「子育てに落ち込んでるヒマなし!」
そうだった!
これからもケガするのかな。
ヒヤヒヤしながらも、しっかり見守っていこう。
親らしく強くならねば!
でも、会社できのうの事件を話したら、なんと4人中4人が、
「うちも5針」
「うちは上の子も下の子も両方だよ」
「うちも内科の先生だったー」
「うちは2回やったんだよ」
と言い出し、あるあるなんだと認識。
さらに口を揃えて言われたのは…
「子育てに落ち込んでるヒマなし!」
そうだった!
これからもケガするのかな。
ヒヤヒヤしながらも、しっかり見守っていこう。
親らしく強くならねば!
この事件の過程を書くことを少しためらいましたが、
試練は突然やってくること、
日曜・祝日や深夜、お盆・お正月は病院探しに苦戦すること
などの情報が役立てば、と思いました。
世のお父さん、お母さん、一緒にがんばりましょうね。