けさは、風の音で目が覚めました。

きのうは丸一日、本降りの雨。
東京は、今年一番のまとまった雨量になりました。

きょう・あすは陽射しが降り注ぎますが、
また金曜日からは、憂鬱な寒さが戻りそうです。

桜は、急ぎ足で開花したものの、
咲き揃うまでには時間がかかりそうです。
今週末は、お花見にはまだ早く…つぼみ見になっちゃいそうです。
やはり、先日もお伝えしたように、4月1日・2日がおすすめです!

思い返せば、去年のお花見で友達家族十数人で集まったところ、
幼稚園・小学生の男の子たちは、みなゲームに夢中。

「ごはんどれ食べる~?」と声をかけても、
画面から目を離さず、うん、と生返事。

昔は、ゲームといっても、

テレビの大きな友達の家に集合し、
順番を決めたり、チームに分かれたり、戦略を練ったり、そこにはコミュニケーションがありました。
一人一台の小さなゲーム機に没頭となると、将来が心配。
頭を使う、集中するという利点もあるなか、ゲームとの付き合い方は悩ましいところです。

息子が大きくなる頃、ゲーム機はどこまで進化するかしら…

一方の女の子たちは、せっせとお食事のお支度を進めていました。
おしゃまさんなのね。


さて、親子で身につけたいコミュニケーション術、
きのうの続きです。
あがり症対策としては、言葉で表現することを“当たり前”にすることが大切です。

子どもとの日々の会話では、
事実や気持ちをしっかり言葉にさせましょう。

「きょうは幼稚園楽しかった?」と質問すると、
「うん」で終わってしまいます。
「きょう幼稚園でどんなことしたの?」「おでかけはどうだった?」「そのときどう思ったの?」
子どもが“具体的”に話すような質問をします。
また、お友達2~3人のことでも“みんな”、
おやつを5~6個食べても“ちょっとだけ”というのが、子どもです。
自分の子ども時代を思い起こしても、然り。
みんなが何人で誰なのか、おやつは何をいくつ食べたのか、きちんと“数字”を聞きましょう。
曖昧な言葉はNGです。


また、子どもだけではなく、大人も含め、人間は忘れる生き物です。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの実験によると、
人間の記憶は、1時間に56%、1日後に74%も失われていくとのこと。
つまり、1時間後は半分も覚えていないし、翌日は3割も覚えていないのです。

前日に会話した内容を、翌朝に確認してみてはいかがでしょうか。
「きのうのお約束覚えてる?」
このとき、「うん!」「大丈夫」という返事だけのときは、危険信号。
「なんだっけ?」とさらに質問します。
「覚えてるよ、帰ってきたらおやつの前にピアノの練習でしょ?」と、
子どもが答えられて初めて、伝わっているのです。
話したことが伝わったのか、確認する習慣をつけましょう。

「あれ、お返事したはずなのに…忘れてる?」と思ったときは、
すぐに子どものせいにせず、
伝えた側がコミュニケーションのとり方をいったん見直してみましょう。

毎日の些細なことの積み重ねが
コミュニケーション上手な子どもを育みます。

詳しくは、『あがってうまく話せない人でも大丈夫 10秒で伝わる話し方』で!

 

・・・・・・・・・・

コメントありがとうございます。

あがり症は、準備と成功体験の上書きで、克服できます!

一緒にがんばりましょう。