『秋の日は釣瓶落とし』といいますが、
いよいよ日没は午後4時台になりました。
きょうの東京の日の入り時刻は、午後4時57分。
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10月はじめは、まだ明るい中、4時に鳴り響く“夕焼小焼”に違和感がありましたが、
今ではすっかり音楽が景色にマッチしています。

肌で感じる空気感だけでなく、
目や耳でも季節の進みを感じます。


ネイルを夕焼け色にチェンジしました。
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訪れたネイルサロンで聞かれました。
「この冬は寒くなるんですか?」

先日、札幌では16年ぶりに早い初雪となりました。
12月並みの寒気が流れ込んだためですが、
この冬はどうなるのでしょう。

結論からいうと
「まだわかりません」が正直なところ。

今週、WMOから、
ラニーニャ現象の見通しが発表され、
弱いながらも冬の間もラニーニャ現象が続く可能性が高いとのこと。

日本では、
ラニーニャ現象が起こると季節が強まる、
つまり、夏はより暑く、冬はより寒くなる傾向があります。

ただ、冬の寒さに大きく影響を与えるのは、
ラニーニャ現象ではなく、
日本に直接的に流れ込んでくる『寒気』です。

この寒気は北極で蓄積されるのですが、
予測がつくのは数週間前です。

今から、ラニーニャ現象=厳冬とするのは、早合点かもしれません。

(現在の予想資料には、
 ラニーニャ現象時にみられるフィリピン近海の対流活動の特徴はあらわれていません)