8月下旬は国家試験の時期ですね。

遡ること14年前の夏、
気象予報士試験に挑んでいました。
アナウンサー研修真っ只中で、
試験対策は学生時代でストップ。
頭の中の知識は直前の5ヶ月間、
更新されぬままでしたが、
なんとか合格できました。

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(当時、気象庁長官の山本孝二さんと
 お仕事ができるなんて、思ってもみませんでした!)


そして、4年前の夏、
徹底節電の試験会場で
必死に立ち向かっていたのは
社会保険労務士試験。
なぜこの資格を受験するに至ったかは、
またお話しすることとして…
10年ぶりの国家試験は
ギリッギリのクリアでした。
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私にとって試験の必勝法は、2つ。
①受験は今回限りという気合
②傾向の分析と対策

気象予報士試験も、
社会保険労務士試験も、
当時の仕事に直結するものではなかったので、
次の受験は二度とないと、決めておりました。
実際、試験の前日までに、
読んだテキストや参考書は
全てダンボールに詰めました。


また、その昔、みなさんは、
歴史の勉強を、
アウストラロピテクスから始めていませんでしたか?
その考えは覆したほうがよいでしょう。

時間は誰にとっても有限。

限られた時間をどうつかうかが、
試験の全てです。

テキストを読むより先に
過去問に取り掛かり、
出題された部分をテキストに全てマーク。
結果的に、
テキストに印のついたページの
最初から最後に挟まれた範囲を
勉強します。

傾向を分析して、
ヤマを張ることも大切です。
ヤマの張り方がわからない場合は、
大手予備校の“直前”講習に参加するのもいいでしょう。
当たると話題になるため、
講師陣も本気で予想しています!

また、机に座ってばかりではなく、
積極的に情報収集します。

私は、社労士試験の前、
ハローワークに行って、
パンフレットをもらってきました。
今、業界で話題になっていることが何かを知るためです。
実は、ちょうど、
このパンフレットの中から、
合否を左右する選択式試験の出題が
ありました。


そして、当日は…

問題を解き始めたら、
1巡目は立ち止まらない!
わからない問題は大きな印をつけて、
まずはすっ飛ばしましょう。

2巡目では印のついた問題に再チャレンジ。
意味不明な言葉や未知の部分はカギカッコ()をつけ、
そこを無視してもう一度問題を読んでみてください。
それでも、わからなかったら…賭けにでます。
鉛筆ころがしorオール「3番」マーク!
わからないのに固執するのはやめましょう。
その時間があれば、
わかった問題を見直して
確実に正しい答えを出せているか確認すべきです。

さぁ、いままでの努力を
存分に発揮できることを祈っています!