7センチヒール。 | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。


ブログ、だいぶ放置してました。。。



暑くて。


暑くて、暑くて、暑くて!!


PCに近寄ることすらできず。。。



ってか、普通にバテていましたガクリ




職業訓練には、なんとか通ってます。


ご飯も、どうにか食べてます。



後は、ダラ~~~~~っとしてます。

友達の子供の所有物の「銀魂」1~10巻を読んだりしてます。←

(何故か借りた。そして、11~20巻、中古だけど、倍にして返す予定)



えっと、ブログテーマ、久々に「自己リハ」です。



「リハビリ」って言って良いのかわかんないけど、リハビリテーションって言葉の意味の中に、「元の生活に戻る」ってことも含まれるらしいので。



少し前になりますが、靴を買いました。

それに関するお話。


実は、来月、妹の結婚披露宴があります。

チャペルで挙式するので、洋装で行くことになり、それに向けて、新しい靴が欲しいな、と思いまして。



脊髄腫瘍の摘出手術後、私の身体には、いろいろな「麻痺」が出現しました。


感覚麻痺。


「感覚」と一口に言っても、「触覚」「温覚」「位置覚」「圧覚」…他にもあるのかな?



下半身を中心に、


・何かが触れてもわからない

・触れた物の温度が適切にわからない

・自分の足(関節)がどっち向いてるかわからない

・強く圧力がかからないと押されているのがわからない


そんな感じで。



でも、術後数日で自足歩行できたし、徐々に麻痺も回復しました。

日常生活に著しく不便を感じることはないです。



それでも、ちまちま不便なことはあります。


麻痺は、部位によって症状がまちまちです。



私が感じる不便なことの一つに、「スリッパが脱げてしまうこと」があります。



自宅で使用しているスリッパは、タオル地みたいな、摩擦大きめのスリッパ。

簡単に脱げたりしないし、脱ぎたい時にはスルリと脱げる。

とはいえ、何ヶ月かに1度の頻度で、脱いだはずのスリッパを履いたまま寝ている時がある。。。



例えば、個人病院なんかに行くとある、ビニールのスリッパ。

あれ、脱げちゃうんですよね。

知らないうちに。

とか言って、温泉旅館なんかで、裸足で履いてると、くっついて脱げなかったり。。。


人の足って、繊細にできてるもので、脱げそうになると足の甲が感知して、つま先を持ち上げたり、足の裏でスリッパを掴んだりしてるみたいなんですよね。



歩行に問題が無いとは言え、そういった繊細な感覚は、まだまだ発展途上な私。



そんな私は、手術で麻痺が出現してから、「ヒールのある靴」を履いていません。


友人の披露宴で3センチくらいのヒールをほんの短時間は履いたことがあるけど。

その時にも、やっぱり、靴は脱げそうで、内心凹んでしまった。



ずーーーっと、スニーカー。



スニーカーも良いけど、服に合わせてヒールも履きたいもんだ。


でも、怖くて、ずっとスニーカー。

サンダルは冷えるから、ヒール以前の問題もあるけどw



で、本題の、「靴を買いました」。



靴、買わないとな~、と思って、ぶらりと靴屋さんへ。

イメージでは、黒で、足首辺りにベルトが付いてて、ヒール4センチ以内。


ベルトが付いてたら、少しくらいヒールあっても、前にずり落ちないかな?って。

前にずり落ちると、つま先が地獄のように痛いのです。


足の裏の感覚は、回復がだいぶ難しいみたいです。

(医師曰く)



良いの、ないかな~。


あ、これ可愛いにゃ

サイズが無かったので、取りよせてもらって購入。



脊髄腫瘍と暮らす生活-くつ。


…って、これ、ヒール7センチはありますけど!!



いやね、もっと、低くって、大人しめのもあったんだけど。。。




気に入ったの見つけちゃったら、他の無難なのって、テンション下がるよね。



買う時に、これ履いて、妹の披露宴行く!って決心しました。

そんで、購入以来、夕方、近所を歩行訓練始めました(σ・∀・)σ



初日は、15分。

2日目は30分。


3日目は、朝にベッドの脚に小指をぶつけてお休み←


三日坊主にもなっていない始末。



ま、足の指の内出血も治って来たので、訓練再開します。



ってか、夕方、むくみがちな時間帯に少し歩いてみたけど、なんか大丈夫っぽい。

歩く姿勢がイマイチ格好悪いから、その辺を練習したら良い感じ。



丁度、今週、リハビリの本職の友達と会うので、ちょっと見てもらおう。

やっぱり、目的とかお気に入りのモノとかあると、リハビリのテンションあがるな。