雪かき | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。

(手術後51日目)



今朝、泣きました。両腕が痛くて。痛くて涙が出たのか、悔しかったのか、自分でも良くわかりません。



腕が痛いだけではなく、いつものように両足もスキー靴を履いているみたいに強ばってるし…


せめて、上か下かどちらかだけなら、もう少しマシなのにな…と考えていました。



そうしてメソメソ、ウダウダしていても、ここは自宅。ナースコールも無ければ、看護師さんの巡回もありません。



ウダウダしているうちに、20分程経過してしまいました。部屋も先程よりは暖まったようなので、ビリビリと痛む腕とガチガチに固まった足でなんとかベッドに腰かけて、着替えを済ませました。


洗顔などを済ませて、台所に行くと、母が既に朝食の支度を済ませたところでした。



「おはよう。今朝は冷えたから、身体、調子悪いんでしょう?」



「うん…」



それでも、母と二人で朝食を食べ、薬を飲んで、後片付けをしているうちに、身体の筋肉がほぐれてきたような気がしました。



外は、お日様が出て、ポカポカしてきました。



「今のうちに、車の雪、落としてくる」



「大丈夫なの?調子悪いんでしょう?ガーン



「動いてた方が痛みが紛れるからニコニコ



母は心配していましたが、どのみち痛いし、動ける時に動いておかないと、結局何もできないのです。



そして、私は自分の車にエンジンをかけ、先に入院している父の古いクラウンに積もった雪をスノーブラシで落としました。それから自分の車の雪を落として、周りに落ちた雪を片付けました。



しかし、雪かきって、やり始めると止まりません。心配した母に家の中から止められるまで、やっていました。でも、無理ができる筋肉も無いので本当に少しずつの作業でした。



30~40分くらいの作業でしたが、汗だくになってしまいました。




午後は、今回の脊髄腫瘍に関する病院や保険の書類整理をしました。


ついでに、過去のアパートの契約とか、給与明細とか、入れ物に突っ込みっぱなしになっている物の整理もしました。



今日は、いろいろ作業をしましたが、明日とか死にそうな体調になって、またメソメソしてしまいそうで、怖いですガーン



でも、明日も体調が良かったら、タンスの中を整理したいな、と思いますニコニコ



着ない服を思いきって処分したいと思いますワンピースジーンズ
11月に実家に引っ越して来たときも結構捨てたつもりでしたが、まだまだありそうです。




父の容態は変わらず、ですダウン