ウィッシュ・ルーム | Movie review posting

Movie review posting

映画のレビューをなるべくネタバレなしで記載しています。面白そう、この映画観てみたいと思っていただけたら幸いです✨


監督:クリスチャン・ボルクマン
主演:オルガ・キュリレンコ


ニューヨークから田舎の一軒家に移住してきた、
マットとケイトの夫婦。

新居に奇妙な隠し部屋を見つけるが、そこは願った
ものが何でも手に入る、夢のような部屋だった。

最初は戸惑う2人だったが、望みを次々と叶える
うちに、欲望をエスカレートさせていく。

子供に恵まれずにいたケイトは、ある日ついに
部屋で願いを実現させる。

ところが部屋で生まれたものは、家から持ち出すと
消えてしまうことが判明する。

欲望と狂気に満ちた部屋を巡って起こる騒動を
描いたサスペンス。









まずは2人が新居に引っ越してくるところから
始まる。

荷物を運び入れたり、元々あった家具を片付けたり
するけど、戸棚から鳥の死骸が出てきたり、電気が
点滅したり、早速不穏なシーンがある。

やがて一部壁紙が剝がれているところを発見し、
そのまま壁紙を剝がしてみると、奥にもう一部屋
あることがわかる。

その部屋で欲しいモノを口に出して言うと、一瞬
暗くなった後に、その口に出したモノが現れている。

最初は気味悪く思うものの、大金やドレス、キャビ
アや高級なシャンパンなどを出して、贅沢を楽しむ
2人爆笑

ケイトには以前に、2度妊娠するも、2度とも
流産していた経験があることがわかる。

迷ってはいたものの、ついに部屋で念願の
赤ちゃん(男の子)を手に入れる。

赤ちゃんはモノじゃないのに、そこまで可能なのか
?とさすがにちょっと不思議な場面だったびっくり

実はマットは早い段階で、家の前所有者が殺害され
た事件のことを知り、犯人として逮捕されているの
は身元不明の男(ジョン・ドゥ)であることを突き止
める。

そしてジョン・ドゥが、部屋の秘密を知っている
のではないかと考えるのだった。

やがて部屋で出したモノは、家の外に持ち出すと
灰になってしまうことがわかる。

でもそうとは知らず、ケイトが赤ちゃんを外に散歩
に連れ出した結果が、何だか不可解だったガーン

他の方のレビューで、「成長と劣化は違うと思う」
と書いている方がいて、確かにその通り。

その点についてはちょっと引っ掛かりはあるものの、
やがてジョン・ドゥから、外に出ても灰にならずに 
済む方法を聞く。

でもその方法は、3人にとって悲劇でしか
なかったえーん

設定はすごくいいのに、オチや終わり方が残念な 
作品は意外と多い。

途中からラストの想像はついてしまったけど、でも
本作に関しては、終わり方については個人的には
不満なし照れ

普通の生活の中で、何か非日常なことが起こって
展開していくストーリーが好きなので、自分的には
すごく好みの内容だった爆笑