自立して生きるということ | CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

複合性局所疼痛症候群(CRPS)と暮らしています
四肢の強烈な痛みと運動機能障害(廃用症候群)に苦しめられる日々ですが、猫とのんびり幸せに暮らしています
闘病のかたわら慶應義塾大学通信課程を卒業し、現在は日本語教員として奮闘中!
台湾が死ぬほど大好き♡

今の学校で正社員になって

丸2ヶ月が過ぎました


体力的には

ほら、やっぱりなんとかなってるやん!

という感じ


精神的には

こんなことになるなんて思ってなかったよ!

というのが正直なところ


でも人生なんてそんなもんです



一番の大きな心の変化は


正社員として

人並みに給料をもらって

ちゃんと税金や年金を納めて

社会人としての責任を果たすことが

できていることに大きな満足感でいっぱい


なんだか夢みたい…


あぁ私

この国の社会成員として

ちゃんと国家を支えているんだ!って

実感が湧くというか


やっと、やっと自分というものを

確立できたようで

自信を持って街を歩けるような気持ちです



今まではずっと

働いているとはいえ非正規雇用だから

どこかで半人前でしかないように

思えていました


しかも

年金をアテにしないと生活できないって、

誰かに自分の生活費を出してもらうって、

やっぱり情けないなーと思っていたから


障害者だから仕方ないんだけど、

それでも、ね…


だからこそ

必死の思いで働いて納めた税金を

永田町のジジイたちが好きに使ってる現状は

クソほど腹が立つ!!


お前のためじゃねーんだよ!!



話を戻して…


昔、

母が専業主婦から仕事をするようになった頃

言っていたのです


「いくら専業主婦も家庭を支えてるとはいえ

お父さんの稼いだお金で自分のものを買うのは

やっぱり気が引ける

今は堂々と買えるから気持ちがいい


アンタ(私)は手に職をつけて

夫に頼らずとも生きていけるようになれ

夫におんぶに抱っこはあかん、

他人に自分の人生を任せてたら

いざという時反論もできん

アンタにそんな惨めな状況には

なってほしくないから、

自分で自分の人生をコントロールできるよう

自分の食い扶持は自分で稼ぎなさい」


と言っていました


令和の今は、あの頃よりは

専業主婦の地位もだいぶ向上したけれど、

それでもこの母の言葉は

よく分かるなーと最近思います


私の場合は母と違って

夫ではなく国家(国民の権利)だし

頑張っても働けない状況だったわけだけど、

でも他人に頼って生きていて自立していない

という意味では同じ


やはり

何か大きなものを買うときは

すごく申し訳ない気持ちになったし、

必要なものもできるだけ我慢していたし、

母と似たような気持ちだったと思う


今は買い物のとき

清々しい気分でお金を払えます



40歳が近くなってきて

ようやく自分の足で立てるようになった娘を

母はどう思って見ているかな…



日課の昼寝を楽しむ舞ちゃん

ふわふわの後頭部がたまらなくかわいいラブ




※世の専業主婦を否定しているわけではなく

あくまで私と母の考え方です