今働いている日本語学校は
非常勤講師として入社しました
ところが先日
年内で同僚の1人が急きょ辞めることになり、
フルタイムで働いてくれないかと
オファーをもらいました
今は1日約5時間で週4-5日、
塾時代と比べると1日増えたので
すごくしんどいです
まだ帰宅したら寝落ちする日々だけど、
少しずつ慣れてきたと言えば
それも事実
すっかりレギュラーメンバーに
昇格してしまっていた頓服も、
最近は飲まずにいられる日も増えてきています
もっと体が慣れてくれば
フルタイムもいけるのではないか?
学校はエレベーターもあるので
移動には困りません
授業も準備もPCを使うから
紙やペンが扱えなくて困ることもありません
痛みがあること以外は
このポンコツボディでも十分やっていけます
正直、今の私には
体の心配よりもワクワクの方が優っていて
断る選択肢が頭の中に全くありません
もし無理だったら…?
そしたらまた非常勤に戻してもらえば
いいでしょ、くらい
そんな「もしも」のことよりも、
長年の悲願が現実のものとなるかもしれない、
こんな大チャンスを逃す理由がない、
そんな期待と幸福感でいっぱい
CRPSになって以降
もう私は一生正社員になることなんてないと
完全に諦めていました
痛みに人生を蝕まれ、
病気に何もかも奪われたと
絶望でいっぱいだったこの14年間
その絶望の中、
それでもどこかでやっぱり諦めきれずに
もしかしたら…と淡い期待を胸に秘めて、
寝たきりから少しずつ少しずつ
自分の限界を伸ばしながらここまで来ました
そして今
長い長い闘いの最終ゴールが
すぐ近くに見えています
このゴールを達成したら
きっと事故加害者のことをもっと許せて
自分ももっと楽になれるのではないかと
思っています
ようやく自分の人生を取り戻せるような
気がする…!
病気は
自分自身が治そうとしなきゃ治らない
でもそれは時にものすごく大変で、
途方もない時間と精神力を要する
もういいかって諦めた方が
どれほど楽か…
まだ治ったわけじゃないけれど、
これでようやく病気と「共生」できる日が
来た気がしました
私の人生の中で
これほど長い時間をかけて
何かを追い求め続けたのは
後にも先にもこれっきりなんじゃないかと
思います
ようやく始まる私の「普通の人生」
病気のおまけ付きではあるけれど、
やっと手に入れた「普通」を
大切にしたいと思います