大人の犠牲者 | CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

複合性局所疼痛症候群(CRPS)と暮らしています
四肢の強烈な痛みと運動機能障害(廃用症候群)に苦しめられる日々ですが、猫とのんびり幸せに暮らしています
闘病のかたわら慶應義塾大学通信課程を卒業し、現在は日本語教員として奮闘中!
台湾が死ぬほど大好き♡

フィギュアスケート女子

疑惑のROC代表のワリエワ選手


世界中から彼女の出場が批難される中

彼女は滑ったが…


精神面がいかに

パフォーマンスに影響するかを

改めて実感した4分間だった



キスアンドクライで

泣き崩れる彼女を見ていたら、

あぁこの子はやっぱりまだ15歳で

子どもなんだよな…って


これだけの騒ぎの中で出場させられたことが

かわいそうでかわいそうで仕方なかった



彼女は多分

出たくなかったんじゃないかと思う


ここまで世界中が大騒ぎしているのに

それでも出たいと思うには

彼女はまだ若すぎる


こんな状態で引っ張り出されて、

お国のために無理矢理やらされて、

世界中の晒し者になって、

かわいそうで同情してしまう




ワリエワ選手は

己の欲にまみれた汚い大人の犠牲者である


もし本当に彼女の意思ではなく

誰かが故意に摂取させたのならば、

ロシア国家、ROCなど

周りの大人の責任は相当重い


失格にすると

若いワリエワ選手の今後に関わるとして

裁判所は出場を許可したが、

出場させる方がよほど悪影響があるように思う


そもそも、

まだ15歳だからと過ちを見逃すのならば

自分で責任を取れない年齢の選手の

五輪出場を認めるべきではない




彼女は五輪前にロシア国内の壮行会で

プーチン大統領に

「ロシアのために頑張ります」

と言っていた


15歳の子どもに

「国家の威信」を背負わせるロシアは

本当に恐ろしい



ロシアはこれでいいのか?


五輪ごとに

選手を入れ替えて強さを見せているが、

二次性徴前の少女たちを使い捨てにしてまで

メダルを獲る必要はあるのだろうか


本来国民を守るべき立場の国家が

国民に健康や幸せな人生を犠牲にさせて

国家のためにメダルを獲らせる、

このロシアという国のあり方は

私は間違っているように思う



ワリエワ選手は

ちゃんと教育は受けているのだろうか


免除になっていたりして

今後ろくな人生を歩めないなんてことに

ならなければいいが…


彼女が今後

心を病むことなく健やかに成長することを

願うばかりである