10日ほど前に、急に唇が乾燥し、そのうち下唇の真ん中が切れてしまいました。

放置していたら、だんだんひび割れた所が深く切れて行き、出血。
 

おそらくはその数日前に口紅を一回塗ったことが原因だろうと思います。

(超敏感なので、オーガニックショップで買ってきた口紅でも時に反応が出ます。えーん)

 

切れた所が痛むので、マヌカハニーをちょくちょく塗っていたら、

だいぶ楽になってきました。

でも唇全体の乾燥はあまり改善されませんでした。

マヌカハニー、この数年原産地のNZでも高騰しているので、

使用量をケチりました。汗

 

さて、マヌカハニーで対処して数日経ったところで、

歯医者さんの定期検診がありました。

(私は病院や人間ドックには行きませんが、歯並びが悪いので、

チェックのため、歯医者さんには年に2回ほど行っています。)

 

口を大きく開け(されられ)た瞬間、

治りかけていた唇がぱっくり割れましたアセアセ

 

たいそうなジェントルマンであるイギリス人の歯科医は、

すみませんっ!と何度も何度も謝ってくれ、あわてて衛生士さんに

「ワセリンを持ってきてください」と依頼し、塗ってくれました。


ニュージーランド人の衛生士さんに、歯科医は

「こんなとき、自然の生薬はみんな何を使うのかな。」
と尋ねました。

(彼自身も、自然な生活スタイルを選んでいる人で、

いつも極力薬や麻酔を使わないで済むようにしてくれます。)

 

衛生士さんは、「それはやっぱりカワカワでしょう!」と

即答しました。

「マヌカハニーを塗ってるんですけどね」と言うと

「それもいいけれど、この場合はカワカワがいいんじゃないかな」

ということでした。

カワカワは、野山にもお庭にも

よく生えている、元気な植物です。

 

マオリの人たちはカワカワを重宝していました。
戦闘民族なので、よく傷を負うことになったわけですが、
負傷すると、傷に直接葉を当てて

絆創膏のように使っていたそうです。
また、葉や根のエキスは、

膀胱、打ち身、歯痛、鎮痛などによいとされ、

どこの薬局でも売られています。

 

歯医者さんを出てすぐに、薬局に走り、

早速軟膏を買ってきました。

 

それを塗って数時間後から、痛みが消えて、

乾燥も収まってきました。

 

そして、3日で傷がふさがりました。

唇全体の乾燥もすっかり治って、

すべすべに戻りました。ニコニコ

 

マオリの人たちの自然界の贈り物に関する

知識、知恵は素晴らしいものがあります。


今回使った軟膏はこちらです↓