こんにちは。
仕事のストレスからうつ病発症し退職、自宅療養を経て就労移行支援所に通所し、障害者雇用で就職したパリコです。
お読みいただきありがとうございます。
うつ病発症の経緯はこちら↓
皆さんはハインリッヒの法則と言うのをご存じですか?
「ハインリッヒの法則」とは、労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則。 1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの
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1件の命に関わる重大事故が起きる前には、29件の軽微な事故が起き、その前には300件のヒヤリ、ハッとした出来事が起きると言うもの。
私は仕事で現場が絡むので、このハインリッヒの法則は職場でもとても重要視されており、ヒヤリとしたことや希に軽微な事故が起きると社内に共有され対策を講じてるのを見てきました。
たまに重大事故が起きた報道がありますが、あれはほぼヒヤリハットを見逃し対策を怠った怠慢が招いたものです。
それを日常生活にひも付けて紹介されてる動画がこちら。
ハインリッヒの法則は労働現場のみではなく、普段の私たちにも応用が効くと言うもの。
第一段階のヒヤリハットは「なんか嫌だな」「もやっとする」
この動画によると感情が大事なセンサーを担っており、このまま行くと危険だと言うことを知らせてくれてるんだそうです。
第二段階になると、もっとはっきり不愉快なことが起きストレスを感じるようになる。
それすら我慢しているとうつ病などの重大災害が起きる。
この説明がとても分かりやすいと思いました。
特に第一段階の感情センサーは見逃したり無視したり、我慢しようすることが多いと思います。
自分さえ我慢すれば、とか
空気を読まなければ、とか
期待に応えなければ、とか
そういう義務で自分を圧し殺すのが当たり前になると、そもそもセンサーすら働かなくなります。
そうなると重大事故へまっしぐら。
先ほど、労働現場の重大事故は怠慢と書きましたが、今思うと自分の感情センサーを大事にしないことも怠慢なのではと思いました。
我慢は美徳でも何でもなくて、ただ周りに流される楽な方法なのかもしれません。
私もそうですが子供の頃は親に厳しく躾けられ、感情を押し込めてわがままを言うなと言われて育ちました。
それが私を長年苦しめてきましたが、もう大人なので親の言うことなんかどうでもいいと思います。
誰も私に指図も命令もする権利はないはず。
私たちは私たちらしく生きていけばいいだけだと思います。