ホテル強制隔離 苦行の湯煙ラドン温泉旅。 8日目。2022/2/19 | TO+NYマガジン編集長 mari j brooklyn

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 TODAY'S
 
『シャバの空気は美味いぜ』

 

 

最終PCR検査を早朝6時半に提出。PCR検査はこれで4回目。本当に無駄じゃないかな。っていう検査。

 

私達旅行者は渡米前に一回。

到着後に2回。

ホテル3日後に3回。

6日後に4回。

 

やりすぎじゃね。

 

うちら旅行者をまるで海外から来た病原菌を持ったやばい奴ら状態。

 

そりゃ陽性反応が出たら、ホテル隔離はわかるよ。

 

でもさ、4回やって陰性ならもう、いいんじゃね?

って感じ。

 

全身防護服着た検査員が

ドアに来て、唾液検査の確認に来た。

 

まるでNetflixでこの前観た韓国の学園ゾンビ映画みたいだよ。

 

 

振り返ると、隔離生活は意外と快適で、最後のお弁当はなんだかありがたさと、寂しさが混じった味わい深い味。

 

陰性結果が出たので、本日刑期を終え、やっとシャバの空気を吸える。

 

 

そして

午後2時半のバスに流れ作業のように乗り込んだ。

 

 

羽田に3時半に到着!

友達二人と半年ぶりに再会して、

やっとここから再スタート。

苦行の湯煙ラドン温泉旅が始まる。

 

ワクワクと、ドキドキが止まらない。

 

 

温泉マニアの友達3人で合流して、目指すは山梨県の竜王。

 

中央道を通って山梨を目指すが、意外に東京は広い。

 

工場を抜け、ビルを抜け、なんとか2時間半。

南アルプスや富士山などを見ながら、到着。

 

今夜はビジネスホテルに宿泊予定で、狭くて古いホテルで、

広くて快適なプリンスホテルが懐かしく思えた。

 

 

山梨の繁華街に美味しいお酒のお店があると、友達が調べて行ったら、残念お休みだったので、すぐ横の赤提灯の灯る、大衆居酒屋的なおじさんの行きそうなお店に面白そうだから、入ってみた。

 

マグネットで開閉する入り口のドアを開けると、狭いカウンターしかない作りのノスタルジックな居酒屋。

 

普段だったら絶対に入らないようなお店だが、流れに乗って入るしかない。

 

とりあえず、ビールじゃなくて、とりあえず日本酒。

 

おじさんのおすすめの日本酒3種類をまずは嗜む。

 

そして、大根やら、肉やらの美味しい御通しが次から次へと出てくるのだが、それがやはり、美味いのだ。

 

そこの居酒屋の面白いところは、音楽好きの亭主がVJ

をやっているので、

60年代、70年代のアーティストの名曲をVJでかけてくれるセレクトが、珍しくて、

アバとか、アースウィンドアンドファイヤーとか、あまり私も知らない時代の曲にハマりまくった。

 

 

そんな面白い居酒屋の夜を過ごして、テンション上がりまくりで、明日からの旅も楽しくなりそう。