センチメンタルな気持ちとポッキー | TO+NYマガジン編集長 mari j brooklyn

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私は中学3年生の11月に転校した。

 

ちょうど受験の願書が締め切るギリギリで単願で高校を受けることになる大事な時期に転校ということもあって、三年生の3学期でクラスのみんなも馴染んだところへ一人ぽっつり寂しい気持ちにもなった。

 

3年間一緒のクラスだったみんなと離れ、新しい環境は私にとっては酷な時間。

ましてや受験勉強と新しいクラスに馴染めず、移動クラスではどこへ行けばいいのかわからず、誰もいないクラスで一人泣いていたこともあった。

 

だからこの映像を見るとセンチメンタルな気分になり、泣けてくる。

 

小さい頃から転校を何回もしてきたこともあり、そのおかげで、一人旅や、新しい土地へ行くことなど、

一人になることに慣れてしまったのだ。

 

ニューヨーク ブルックリンに住んで14年。

 

日本の一つの土地よりも長く暮らしている今 やはり 転校は辛い思い出。今となってはもう同じ土地に住んでいることに逆に慣れてしまったこともあり、自分の心地のいい空間と地元を作り上げることがやっぱりいいということに気がついた。

 

 

今から地元のデリでポッキーでも買いに行こうかな。