LL Cool J  今の男が女をビッチと呼ぶ前は | TO+NYマガジン編集長 mari j brooklyn

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実は何を隠そう!

LL Cool J のこの曲で、私のヒップホップ心が芽生えたんです。

当時は1987年。私は17歳。

PVなんか見れない時代。

この曲はクラブ(当時はディスコだった)に行かないと、聞けなかったんです。

特にヒップホップは日本に全然入ってきてなかったから、入手するのが難しかったの。




そういうこともあって、初めて1989年にニューヨークのハーレムに
LL Cool J を探しに行ったんだけど、

ブラック=殺人犯

ぐらいのレッテルを貼られているため、

観光ツアーのバスガイドに

『どこか他に行きたいところありますか?』って聞かれて、

『ハーレム!』

って言ったら、

『絶対外には出ないでください!!!』

と、悲しくも、車から一歩も出してもらえず、
カンゴールハットに真っ赤なアディダアスジャージ上下のブラックを

車の中から獣を見るかのように、写真を撮るしかなかった。
まるで、サファリパークだ!




昔、ブラックの男は女をこういう風な気分にしてくれたものです。
その代表。LLは、女性をもっとリスペクトしていたような。

今だと、男がビッチが好きだから、白人も黒人もビッチがトレンディーだと思ってしまっている。
ケツ振って、舌出して、腰振っている大胆な女がラッパーを落とせるとでも思っている。

顔から体から全部整形した金持ったビッチが

ヒップホップ業界のドンの女だから仕方がない。







やっぱり、スパニッシュガールは美しい。
スパニッシュシンガーの代表といえば。
もちろん、ジェーロー。

昔私もジェーローのようなケツだと言われたこともあったので、ケツ目当てで寄ってくる男どもの目をくらませるため、セクシーなドレスを着るのをやめた。笑

現在R&Bと言われるジャンルが今の業界から消えてしまっている今。
こんな可愛い女子のためのR&B復活するのかな?