こんにちは☆
パイシェルです
今日は子供の頃に作った、私にとって懐かしい、思い出の詩たちを載せてみます
いくつかあるので、何回かにわけて載せようと思います
私は子供の頃、今よりもっと詩を作ることが大好きで、いつもワクワクしたことや、その時の気持ち、不思議に思ったことを詩にしていました
それも、つくろうとしたというより、言葉の方が、自然に浮かんできて気付けば詩が出来ていたりしました
そうして作った詩を、私はまるで宝物のように感じていました
そんな私が最初に作った詩は、たんぽぽの詩です
・・実は、この詩はちょっと変わった成り行きがあって出来た詩です
私は昔よく、妹に手作りの教材なようなものを作ってゼミごっこみたいなことをして遊んでいました
それも、ちゃんと勧誘の封筒を作ってみたりして
もちろん遊びなので、その教材が最後まで、できたことはないのですが
そんな私の作った教材遊びに妹はよく乗ってくれていました
その、封筒を作るとき、ふと思い浮かんでできたのがたんぽぽの詩でした
なのでこれは気持ちを詩にしたというよりは詩をまだ作ったことのない私がイメージした、詩ってこんなものなのかな、というのを形にした作品という感じです
思えば、これが私の作った最初の詩だったみたい
確か小学校3年くらいの時だったかな
たんぽぽ、こんな詩です
たんぽぽ
春のあたたかい空の下
ポカポカおひさまに恵まれて
おいしい光、ありがとと
おてて伸ばして背伸びする
(たんぽぽの葉っぱを手に見立てています)
たったこれだけの詩ですが、自分なりに気に入って、封筒にこの詩と、たんぽぽの絵を描いたのを覚えています
そしてこの頃から言葉を綴る楽しさを知るようになりました
そうして、詩を作ることにハマっていくのですがー
初めの頃作った詩はどれも短くて、シンプルなものが多かったです
例えば、みずたまりという詩・・・
この詩のことで覚えているのは、学校で、詩を作る授業の時にこの詩を書いて壁に張り出したこと、そしてこの詩はその授業と関係なく、作っていたということ
私は、詩を授業で考えるのが嫌でした
詩は好きで作るものだし、考えさせられるというのが嫌だったんです
それにたくさん周りに人がいると、なかなか、自分の世界に入って行けないので
それで、前から作っていた、このみずたまりという詩を学校の授業の時に書くことにしました
こんな詩です
みずたまり☂️
雨が止んで太陽が出た
地面には 大きな、大きな、みずたまり
みずたまりの中に もう一つの太陽がある
私そっくりの子もいる
みずたまりの中に もう一つの世界がある
多分これは、子供の頃、作った時そのままの詩です
今見てみるとすごくシンプルだと感じます
あとで書き加えようとしたこともありますが、そのままのを載せてみました(^^;
この詩を作ったのは、5年生くらいの時だったかな
雨が止んだあと、しゃがんで水たまりを覗いては、中に映るもう一人の自分、空や太陽を見て、水たまりの中にもう一つの世界があるように感じる女の子(幼い子)・・・という図をイメージして、作ってみました
でも、思えば、私の住んでいたところは、学校への行きも帰りも田んぼに挟まれた細い道を通っていたので、私のイメージしたものは水たまりというよりは、田んぼに映る、空のイメージだったのかもしれません
それに、そんなに大きな水たまりを覗いたことはあまりなかったような気がします
でも、ちいさなことでも、それを膨らませて詩にできるのがとても楽しかった
あの頃は、想像の力で何気ない風景が輝いて見えたりしました
ある時なんかは、車の窓ガラスから見える風景が、霜のせいで銀色に輝いて見えて、別世界にきたような気がしました
雨の水玉さえ、世界をぼやけさせてくれ、なんだか違う世界観を味わえて、好きでした
その、車の中の霜のついた窓から見た世界も、詩にしています
霜
寒い日のある夜のこと
車に乗ったら窓一面に白い霜がついている
霜を通してみる夜の町はまるで銀世界のよう
あちらこちらに瞬く星や美しい宝石が散らばっているようで、まるで夢の国にきたみたい~
こんな風に想像して、素敵な、心の弾むことや、私だけの心の世界をいつも求めていた気がします
そんな子供の頃のささやかな、でも素敵な遊び心を今私は忘れかけているような気がしてなりません
小さなことにも気がついたり、繊細で、色んなことに興味を持ったり不思議を感じていた、あのころの気持ちに戻って、また楽しく、詩を作ってみたいです
まだ載せたい詩があるので、今度、そのころの思い出と一緒に載せてみますね
読んでくれてありがとうございます^ - ^
ではまた🌷