こんにちは

 

パイシェルです☆

 

はいからさんアニメの話、続きで、特に好きなシリアス系の場面のこと、書いてみます

 

はいからさんが通るは、ギャグも多いけど、切ない展開や、シリアスな場面、ドラマチックなところもあり、特に後半が面白いのですが、アニメでは、漫画の半分も行かないので、面白いところ、おいしいところに入る前に終わってしまいます

 

それも、中途半端な終わり方で(多分仕方がなかったとは思う)、最後らへんは、意味がよく分からない感じになってしまっています

 

それがすごく残念なんだけど・・

 

それでも、私の大好きな、鬼島さんが、馬賊になって出てくる場面があって、そこが貴重な、グッとくるシーンになっています

 

その前にも、シリアスなシーンはいくつかあって、紅緒が少尉の戦死を聞かされた時、ショックを受けて、雨に打たれながら、心の中で、「あなたへの恋が想いが渦を巻いて出口を求めている・・・こんなにも熱い思いが、胸を切り裂こうとしている」という所なども好きなんですが・・・

 

このアニメの中で言うと、多分、38、39話あたりが、一番、ドラマチックで印象的な気がします 


その、38、39話のところが、私の大好きな所です

 

その辺のストーリーと、好きなところをちょっと書いてみます(あまり詳しくは書かないかも)




・・・紅緒は、少尉の戦死を聞かされながらも、どこかで生きているのではと思いながら、伊集院家のため、働きます


そして、満州に日本人らしい馬賊がいるという話を聞き、少尉がもしかして、馬賊になって生きているかもという望みを抱いて、満州へ行きます

 

そこで出会ったのが、黒い狼、馬賊になった鬼島でした(鬼島は、少尉の部下だった人で、少尉を見殺しにした日本軍に恨みを持って、馬賊にまでなってしまいます)

 

紅緒は、馬賊たちがとらえた、人質の身代わりとして、乗り込むのですが、すんでのところで、鬼島は、紅緒が、少尉のいいなずけであることに気付くんです

 

鬼島さん、いかにも馬賊って感じ

やっぱりかっこいい💕

 

シリアスではないですが、その後、馬賊たちの用意してくれた料理を食べる紅緒も可愛くて好き

でも、この後鬼島に、少尉の最後の話を聞かされた紅緒は、失意のあまり、自殺しようとするんです


この写真の後に書くと、とてもそうは見えないですが(^。^;)


実際、コメディーチックで、洗面器で自殺しようとするとか、酒ガメの中に飛び込むとか


でも、そのあとの、鬼島さんとの場面が好きなんです


「あたし、死ねなかった」という紅緒・・・


その後、鬼島とはいからさんは、二人、満州の荒野を眺めています


紅緒はこの荒野が少尉の眠るシベリアに繋がっていると思いながら、ふと、足元のマリンカの花に気づきます

「マリンカの花・・・」ふとつぶやく紅緒

鬼島も、マリンカの花を見ながら、言います「荒野の中に生きて、ひたすらに伸びようと願う・・・だからこそ、その姿は美しい。・・死ぬことなんか考えるな。あんたに後を追って欲しいなんて考えん人だ。そう言うやつだろ、少尉どのは。」


それを聴いて紅緒は、思います


少尉がいなくても自分が少尉を愛していることに何のかわりがあるだろう、と


そして、自分が今生きているということを実感して、これからも、いつまでも少尉を思い続けながら、生きていこうと、心の中で誓います


ここが、アニメのはいからさんで1番好き


生きてるからこそ美しい


マリンカの花も、苦しくても精一杯生きている、そんな風に紅緒も生きていけよと、多分いってくれたんですよね


鬼島さんの声(安原義人)も、ほんと良くて、痺れちゃう私です


でも、この声優さんと言うか、役者さん、あまり知られてないのかな?よく知らないけど・・・


有名なところで言うと、ラピュタの、ドーラの息子ルイを演じてあるようです

 

イメージ違いすぎて、そう言われてもいまだによくわからない私です(ちなみにベルばらアニメの国王ルイ16世もこの人)


この後鬼島は、そんな紅緒に惚れてしまうと言う、この展開も好き💕


鬼島は、紅緒が日本に帰る別れの時に、ひとこと、「日本に飽きたらいつでも満州にこいよ。それから・・・」と何かを言いかけます


この後鬼島は、「少尉のことが忘れられたら、と言おうとした」らしい


そして、馬上で、「どうも惚れちまったらしいや、俺らしくもねえ」と言い放つとこなんかも、漫画でももちろんかっこよかったけれど、アニメだと声が聞けるので、よけいかっこいい気がする 

イメージも、声も、演技の仕方も、ぴったりだと思います


本当は、冬星のかっこいいシーンとかもこのアニメで見たかったな


絵がちょっと違うけど、劇場版はいからさんでは、最後らへんのかっこいい冬星が見れたことは見れたのでよかったのですが


アニメは、打ち切りになってしまったのが残念ではあるけれど、みんなが漫画から抜け出たように、イメージそのままの動くはいからさんが見れると言う意味で、私の中では、貴重な作品です


それになんとなく見ていて落ち着くんですよね


はいからさんの漫画を読んで、先を知ってて、イメージをとにかく壊さないでみたい人には、おすすめです(内容を知らない人が最初に見たら、ラスト訳がわからなくてがっかりしちゃうかもです)


まだまだ、はいからさんの話題(今度はアニメじゃないかも)が続くかもですが、よかったら、みてね


では^ - ^♪