こんにちは☆
パイシェルです
最近エースをねらえ読んでたんですが、今,ちょっと止まってしまってて💦
でも大好きなシーンに差し掛かったので、せっかくなので好きな場面について書いて見ます
無言でひろみと宗方の心が通じ合う場面です
でも、そこを語る前に、その手前の、そこに関係する場面で、同じくらい大好きな場面があるので、そちらから先に・・
こんな場面です
ひろみはお蘭に、宗方コーチの体の故障のこと、一生プレイができないことを聞いてしまいます
そして、ある時、倒れているように見えるコーチを見つけ、思わず駆け寄ってしまいます
その岡の様子を見て、宗方はひろみが、自分の体の故障のことを知っているとわかります
そして、自分の若かった頃のこと、好きだった言葉のことを語り始めるんです
ーこの一球は、絶対無二の一球なり
されば心身をあげて一打すべしー
宗方は、その言葉がほんとうに骨身に沁みたのは、テニスができなくなってからだといいます
「この世のすべてに終わりがあって、人生にも試合にも終わりがあって、いつと知ることはできなくても、1日1日、一球一球、かならず確実にその終わりに近づいているのだと・・
だから、きらめくような生命をこめて、ほんとうに2度とないこの一球を精いっぱい打たねばならないのだと・・」
まず、この言葉が大好きです💕
最初読んだ時もここが心に残りました
とくに、きらめくような命をこめて、のところが好き
多分これはテニスだけでなく、なんにしろ、きらめくような命を込めて、一生懸命その世界を生きること、とも言えるかな
素敵な言葉
でも、それを宗方は、あとから、思ったんです
そう心から思えるようになった時には、プレイできない体になっていた
だから、宗方は岡にいいます
自由に動けるうちに悔いのないプレイをしておけ、俺の落ちた落とし穴にお前は落ちるな、と
これでよかったと、そのおかげで、岡を育てられたとそう言ってくれるんです
この言葉を言えるようになるまで、いったいどれほどかかったろう
そして、この言葉を言えるようになったことが、宗方にとって、どれほど嬉しかったことか
自分の人生をやっと肯定できるようになったのだから
岡はコーチに何も返せないと悩んだりするけど、コーチにとっては、岡に助けられたんだよね
本当に素敵な関係です
そうして、その少し後の岡と宗方の結びつきがすごく伝わるシーンに繋がっています
このシーンです
このシーンほんとに大好き
声に出す訳じゃないのに、あふれるほどの強い思いが伝わってきます
宗方にもそれは通じ、無言で感じています
それは、言葉にならない感謝の思いだったんだろうな
でも、宗方もきっと「ありがとう」の思いでいたかもしれない
声に出さなくても分かり合えるくらい、宗方と岡は、心の奥深くで結びついているんです
私の中で、このシーンは、宗方と岡二人の出てくるシーンとしては、一番好きかも
他にも、なんにんだきついてこようと、だきかえすのはおまえだけだ、のシーンも好きだけど、こちらのほうが、もっと好き
そして、最後らへんの宗方の言葉も・・
岡を何度も愛してる!っていうシーンとかも好き
本当に、エースをねらえは名シーンが多いですね
脇役で好きな子もたくさんいるし
(例えば香月とか、可愛くて気に入ってます)
またすこしずつ読んでいきたいです♪
ではまた(*´︶`*)♡