クレオの好きなところは、レアンドルもそうだったけど、一途で、情熱的なところ
そして好きだからと言って、あまかったり、好きな人には優しすぎるとかいうこともなく、時には厳しかったり、りんとして、相手の成長を願いながら、見守ってくれているところが好き
決して、ふわふわした恋じゃないんです
どちらかが寄りかかるというものでもなく
生きる姿勢がしっかりしていて、ともに携えてゆける夢を持っているところなんかもいいなぁ
そして、ロリィへの気持ちに，深い愛を感じるところも素敵
今のところ、私の理想はクレオです
こんな風になりたいし、こんな人に出会いたいです
特にそれを感じるシーンがあります
それは、ロリィが目が見えなくなってしまった後のこと
その少し前にクレオが事故で死んだと聞かされていたし、行方不明になり、生きてることも絶望視され、葬式まで行われたのに、実はクレオは奇跡的に助かっていたんです
そうして、クレオはロリィに会うため、フランスに行ったロリィの後を追うんです
でも、クレオが追いついた時には、ロリィは完全に失明していて、目の前にクレオがいるのに、わからないロリィ
そして、周りの人の言葉もあり、クレオが何度、自分だと言っても信じられず、からかわれたと思うロリィ
でも，そんなロリィが、馬術を披露し合う場に引っ張り出され、目の見えないのに、馬を持っていると笑われたとき、(目の見え無くなる前、ロリィは、クレオを調教師として、馬術競技をしていました)そばにいたクレオは、「目が見えないからってなにをおそれることがある？なぜハッピーの背にのって・・みんなに見せてやらない？目が見えなくても負けないことを！」って言うんです
そしてロリィをハッピーの背に乗せて、ロリィに飛ぶタイミングや、方向とかを合図します
でも、転んでしまうロリィ
「だめよっやっぱり目が見えなきゃだめよう」
そうして、諦めようとするロリィに、クレオは無言で視線を送り、語りかけます
立て！！ロリィ！！遊びとはいえ一度馬にのったら真剣勝負！！それを途中で投げ出すのか・・？
その視線で、ロリィは気付くのです
いつもいつも自分を見守ってくれていた、クレオの視線だと
そして、クレオが生きていたとやっとわかるんです
このシーン大好きなんだけど，なんと言っても印象的なのは、クレオが手を差し伸べないで転んだロリィを無言で見守っているところ
普通なら、転んで笑われているロリィに対し、手を差し伸べてしまうと思うんです
でも、クレオは、一度馬に乗ったら真剣勝負、それを投げ出すのか？って・・
今までずっと、そうしてロリィの飛越を見守り、ベストを尽くすことをロリィに教えてくれたクレオだから、自分からロリィが立って、諦めずに
競技を続けるよう、あえて手を貸さず、見守ったんです
そこには、強くて、凛とした、でも確かな、ロリィへの深い愛を感じるんです
クレオのそういうところが好き♡
そして、他にも、クレオのことで、もうひとつ語りたい、大好きな場面があります
それは、その少し後、クレオが、目の見えないロリィを無理矢理にでもアメリカに、つれて帰ろうとする時のこと
やっと自分の手の中に、隣にロリィがいて、眠っている
長いこと離ればなれになり、諦めていた恋が、今は、すぐそこにある
そうして、車の中でうとうとするロリィを見守りながら、クレオは、ロリィをもう離さない、と心の中で誓います
このシーンが大好き
やっと、クレオがこのセリフを言ってくれたと、読んでて、本当に嬉しくなりました
また、ロリィを見守っていけると、強く思うクレオ・・
この時のクレオの表情も、素敵♡
この真っ直ぐな瞳でこんな風に思われるロリィは、幸せ者だな〜
いつみてもくーっとなってしまうシーンなのです☆
長くなったけど、クレオについては、こんな感じ
ほんとに素敵な人なんです
ロリィの青春、ぜひ読んでほしいです〜
上原きみこ漫画の男キャラ、次何を語るかまだ決めたないのですが、また語りたいと思います
書いてて、とても楽しかったです
読んでくれてありがとう^ ^
では♪