最近、ヤプログのほうに書いてます
それでこちらのブログの更新があまりできていません
でもこちらで読んでくれる人もいるかもしれないので、こちらにもできるだけ書きます
ハウステンボスに日帰り旅行に行ったこと、まだこちらに書いていませんが、できたらこちらにも載せますね
以下、ヤプログと同じ内容ですが、すみません
あすなろ坂っていう里中満智子さんの漫画を読んだ感想です
追記にヤプログに書いていないことも少しだけ載せています
では
・・あすなろ坂を読みました
全部読んで思った感想
なんて濃い、物語だろうと・・
ひとりひとりのキャラクターがいきいきと輝いていて、本当に生きているみたいに・・・
そして、物語は複雑に絡み合って、そして時を刻んで主人公も年老いてゆく・・
そして子の物語そのまた子の、そしてひ孫の、そして玄孫の物語・・・と続く
その間主人公は脇役となり、あすなろの木と共に、みんなの生き様を見てゆく
最後、主人公は自分の願いを受け継いでくれると思えた玄孫を見てもう悔いはないと思う・・そして亡くなる・・・
その横で花を咲かせる新しいカップルの愛・・
その子たちがまたリレーをつないでゆく・・
出てきた人たちみんなの生き方・・激しかったり、はかなかったり、みんながそれぞれの思いを抱いて、生きてる
短い命の人もいたけど、皆精一杯生きていた
それがとても何か訴えるものを感じて、すごく心に響きました
そしてそれが江戸、明治、大正、昭和・・・この4つの時代の中を流れてる
こんな漫画、見たことないと思いました
第一、江戸に少女だった主人公が昭和まで生きたりしたんだなあって・・
知らなかった・・そんな激動の時代を生き抜いた人たちがいたんだって・・
私のおばあちゃんのそのまたおばあちゃん・・くらいかしら・・?
昔のことだと思ってた
昔の人のことなんて気にも留めず、遠い遠いことのように思っていたけど、そうだよね時代が変わり、生き方も変わり、戦争があり・・その時代の人たちも人間なんだからきっといろんな思いを抱えて生きてきた・・きっといろんなドラマがあったはずだよね
この漫画のようなこともあったかもしれない・・
遠い昔のことなのにこの漫画を読んで初めてその時代を身近に感じました
私正直、平安時代ものは読んだことあるけど、明治、大正、昭和、そのくらいの時代ってなんかかっこよくないな、古いって思ってたんです
でもそうじゃなかった
大変な時代だったけど、その時代を生きた人たちにとってはそれが「今」だったんだなって・・
それにその時代を駆け抜けた人たちがなんだか誇らしく思えました
ちょっとショッキングなシーンもあったけど、たとえば新吾が芙美をかばって死ぬシーンや、芙美の孫、忍とその相手が満州で、おわれて銃で殺されるところ・・
忍の子供の赤ちゃんのみどりの目の前で・・・
そしてロシア人の幼い孤児、サーシャがみどりを抱いて、殺された忍とその夫のところへ行って、ほらこれがお母さん、お父さんだよ君が大きくなったら何もかも話してあげるからね・・っていうところ・・
でも誰一人として悔いのある人生など送っていない、殺された忍もみんな精一杯生きているそう描きたかったから、作者は悲劇を描くのをさけて通らずに、その性格のその人がその時代に生きているとしたら・・・きっとこうなると思ったことをためらわず描いたんだと思いました
だからすごく皆生き生きとしていて、物語というよりも、経験という感じ・・一人ひとりの人生を眺めている感じでした
個人的には好きなキャラクターは男で言えば新吾とサーシャ、それから源(ウォン韓国人)です
新吾の男らしいところが好きだったし、源の一途で優しいところも、そしてサーシャのみどりを命をかけて守ったところ・・どれも素敵でした
女性で言うならば、忍も好きだけど詩絵の行動力のある前向きなところ、そして主人公芙美の若いころのおてんばなところが好きです
一つ一つ物語を書いたらとても複雑で書けそうにないので感想だけにしました
この時代の物語をもっと読みたくなりました
そして今、私ははいからさんを読んでいます
はいからさんが通る・・大正時代のお話・・・
これは打って変わってコメディーですが、ばっちり楽しく、そしてこちらはテンポがよく、恋愛もしっかりあって、はまってしまいました
こちらの感想もまた書きますね^^
追記
あすなろ坂の好きな台詞など載せておきます
新吾の台詞・・自分などがまだ生きている意味などないという芙美がもしもう一度人生をやり直せたものなら・・
とつぶやいたときに言った言葉
「通り過ぎてしまえばただ夢のような月日でも、そのときそのとき大切な瞬間がいっぱいある
人生はやり直せるものじゃない だから生きていく意味があるんですよ
これからもいろんなことがあるだろうけど 生き続けていく意味はきっとなにかあるはずだ
死ぬ時になって初めてわかるものかもしれない
死ぬ最後の瞬間・・・ああ生きてきてよかった・・・と思えれば
自分の人生は生きる意味があったんだ・・
そんな最後の一瞬のために生きていくのかもしれないな」
・・なんかすごく深くて、そういう考えかたしたことなかったので、すごく新鮮なショックでした
やり直したい・・・ってずっと私も思っていたから・・・
いい言葉だなあって思います
それともう一つみどりの言葉
みどりが自分が愛した人が一人死んでしまったことから、今生きているサーシャを愛して、サーシャまで死んでしまったらと恐れてしまい、自分自身の生きようという勇気、求める勇気をを失っていることに気づいた時の台詞
無くすことを恐れすぎていた
無くすより多くのものをつかもうと努力することが生きるということなのに
生きる勇気を忘れていた
また無くすかもしれない また悲しむかもしれない
それでも 明日こそは・・・
またなにかをつかもう
この台詞も、すごく勇気づけられる台詞だと思います
そしてこの後みどりはサーシャのプロポーズを受けますが、ロシアが敵国になり、ロシア人のサーシャはつかまってしまう・・
そのサーシャが生きて帰ってくることを待っているとき、芙美がみどりを心配して私の命と引き換えになる物なら・・サーシャを・といったとき、緑が答えた言葉も素敵です
「一生待って、もし帰ってこなくてもそれでも
しあわせだったと言い切れるわきっと
幸せって形じゃないんですもの・・・
明日こそ・・と思う情熱 それが幸せなのかもしれない」
この言葉も好きです
あすなろ坂はひとことひとことがほんとに生きていて、とても素敵でした
主人公が年老いるなんて最初は嫌だったけど、ながい一つの人生を見たようでした
ある意味、少女漫画という枠を超えているかもしれないですね
それとは打って変わってはいからさんは恋愛もの、読んでて楽しいコメディータッチ
好きです~
はいからさんのアニメも見ている私です
アニメは最後がいまいちだそうです
打ち切りになったとか・・
でも、なかなか途中までは面白いです
それに音楽も・・ハイハイハイはいからさんが通る~
好きです
楽しんでみます~
それでこちらのブログの更新があまりできていません
でもこちらで読んでくれる人もいるかもしれないので、こちらにもできるだけ書きます
ハウステンボスに日帰り旅行に行ったこと、まだこちらに書いていませんが、できたらこちらにも載せますね
以下、ヤプログと同じ内容ですが、すみません
あすなろ坂っていう里中満智子さんの漫画を読んだ感想です
追記にヤプログに書いていないことも少しだけ載せています
では
・・あすなろ坂を読みました
全部読んで思った感想
なんて濃い、物語だろうと・・
ひとりひとりのキャラクターがいきいきと輝いていて、本当に生きているみたいに・・・
そして、物語は複雑に絡み合って、そして時を刻んで主人公も年老いてゆく・・
そして子の物語そのまた子の、そしてひ孫の、そして玄孫の物語・・・と続く
その間主人公は脇役となり、あすなろの木と共に、みんなの生き様を見てゆく
最後、主人公は自分の願いを受け継いでくれると思えた玄孫を見てもう悔いはないと思う・・そして亡くなる・・・
その横で花を咲かせる新しいカップルの愛・・
その子たちがまたリレーをつないでゆく・・
出てきた人たちみんなの生き方・・激しかったり、はかなかったり、みんながそれぞれの思いを抱いて、生きてる
短い命の人もいたけど、皆精一杯生きていた
それがとても何か訴えるものを感じて、すごく心に響きました
そしてそれが江戸、明治、大正、昭和・・・この4つの時代の中を流れてる
こんな漫画、見たことないと思いました
第一、江戸に少女だった主人公が昭和まで生きたりしたんだなあって・・
知らなかった・・そんな激動の時代を生き抜いた人たちがいたんだって・・
私のおばあちゃんのそのまたおばあちゃん・・くらいかしら・・?
昔のことだと思ってた
昔の人のことなんて気にも留めず、遠い遠いことのように思っていたけど、そうだよね時代が変わり、生き方も変わり、戦争があり・・その時代の人たちも人間なんだからきっといろんな思いを抱えて生きてきた・・きっといろんなドラマがあったはずだよね
この漫画のようなこともあったかもしれない・・
遠い昔のことなのにこの漫画を読んで初めてその時代を身近に感じました
私正直、平安時代ものは読んだことあるけど、明治、大正、昭和、そのくらいの時代ってなんかかっこよくないな、古いって思ってたんです
でもそうじゃなかった
大変な時代だったけど、その時代を生きた人たちにとってはそれが「今」だったんだなって・・
それにその時代を駆け抜けた人たちがなんだか誇らしく思えました
ちょっとショッキングなシーンもあったけど、たとえば新吾が芙美をかばって死ぬシーンや、芙美の孫、忍とその相手が満州で、おわれて銃で殺されるところ・・
忍の子供の赤ちゃんのみどりの目の前で・・・
そしてロシア人の幼い孤児、サーシャがみどりを抱いて、殺された忍とその夫のところへ行って、ほらこれがお母さん、お父さんだよ君が大きくなったら何もかも話してあげるからね・・っていうところ・・
でも誰一人として悔いのある人生など送っていない、殺された忍もみんな精一杯生きているそう描きたかったから、作者は悲劇を描くのをさけて通らずに、その性格のその人がその時代に生きているとしたら・・・きっとこうなると思ったことをためらわず描いたんだと思いました
だからすごく皆生き生きとしていて、物語というよりも、経験という感じ・・一人ひとりの人生を眺めている感じでした
個人的には好きなキャラクターは男で言えば新吾とサーシャ、それから源(ウォン韓国人)です
新吾の男らしいところが好きだったし、源の一途で優しいところも、そしてサーシャのみどりを命をかけて守ったところ・・どれも素敵でした
女性で言うならば、忍も好きだけど詩絵の行動力のある前向きなところ、そして主人公芙美の若いころのおてんばなところが好きです
一つ一つ物語を書いたらとても複雑で書けそうにないので感想だけにしました
この時代の物語をもっと読みたくなりました
そして今、私ははいからさんを読んでいます
はいからさんが通る・・大正時代のお話・・・
これは打って変わってコメディーですが、ばっちり楽しく、そしてこちらはテンポがよく、恋愛もしっかりあって、はまってしまいました
こちらの感想もまた書きますね^^
追記
あすなろ坂の好きな台詞など載せておきます
新吾の台詞・・自分などがまだ生きている意味などないという芙美がもしもう一度人生をやり直せたものなら・・
とつぶやいたときに言った言葉
「通り過ぎてしまえばただ夢のような月日でも、そのときそのとき大切な瞬間がいっぱいある
人生はやり直せるものじゃない だから生きていく意味があるんですよ
これからもいろんなことがあるだろうけど 生き続けていく意味はきっとなにかあるはずだ
死ぬ時になって初めてわかるものかもしれない
死ぬ最後の瞬間・・・ああ生きてきてよかった・・・と思えれば
自分の人生は生きる意味があったんだ・・
そんな最後の一瞬のために生きていくのかもしれないな」
・・なんかすごく深くて、そういう考えかたしたことなかったので、すごく新鮮なショックでした
やり直したい・・・ってずっと私も思っていたから・・・
いい言葉だなあって思います
それともう一つみどりの言葉
みどりが自分が愛した人が一人死んでしまったことから、今生きているサーシャを愛して、サーシャまで死んでしまったらと恐れてしまい、自分自身の生きようという勇気、求める勇気をを失っていることに気づいた時の台詞
無くすことを恐れすぎていた
無くすより多くのものをつかもうと努力することが生きるということなのに
生きる勇気を忘れていた
また無くすかもしれない また悲しむかもしれない
それでも 明日こそは・・・
またなにかをつかもう
この台詞も、すごく勇気づけられる台詞だと思います
そしてこの後みどりはサーシャのプロポーズを受けますが、ロシアが敵国になり、ロシア人のサーシャはつかまってしまう・・
そのサーシャが生きて帰ってくることを待っているとき、芙美がみどりを心配して私の命と引き換えになる物なら・・サーシャを・といったとき、緑が答えた言葉も素敵です
「一生待って、もし帰ってこなくてもそれでも
しあわせだったと言い切れるわきっと
幸せって形じゃないんですもの・・・
明日こそ・・と思う情熱 それが幸せなのかもしれない」
この言葉も好きです
あすなろ坂はひとことひとことがほんとに生きていて、とても素敵でした
主人公が年老いるなんて最初は嫌だったけど、ながい一つの人生を見たようでした
ある意味、少女漫画という枠を超えているかもしれないですね
それとは打って変わってはいからさんは恋愛もの、読んでて楽しいコメディータッチ
好きです~
はいからさんのアニメも見ている私です
アニメは最後がいまいちだそうです
打ち切りになったとか・・
でも、なかなか途中までは面白いです
それに音楽も・・ハイハイハイはいからさんが通る~
好きです
楽しんでみます~