貴方との口づけ、絡み合う舌、体をなぞる貴方の指先。
全てが私を女にする。
脚をなぞる私の蜜、感じるがまま声上げる。
『もっと激しく…。ずっと私を見詰めていて…。』と上目遣いでおねだり。

いくら体重ね合わせても足りないの。
だって貴方には綺麗なあの人がいるから…。

夜も老け月明かりの下、貴方は私の胸を鷲掴みして愛でる。
貴方と逢えるのは日の落ちた夜だけ。
体だけの存在価値…
本当はね、淫らな女を演じる度に心が痛いの…。

貴方へのプレゼントを買いに行く時に偶然見掛けてしまった、貴方と姿人。
私に向けてくれたことのない暖かい眼差しだったね。

私の横に貴方はいない…。日の出てる間は独ぼっち。
光の中で私の目に映る全てが目苦しい。
また今夜も貴方のもとへ行くわ。

二人の自分が囁くの。
天使と悪魔。
葛藤の中出る答えはいつも同じ。
繰り返すの…

何度体重ね合わせても、貴方が足りないの。
心のない貴方に想いを馳せながら、貴方が寝た後、気付かれないようにこっそりと流す涙。

今夜も唾を垂らしながら、貴方をむしゃぼるわ。
尽くさせて…。
たとえ悪魔に身を委ねても貴方の全てが欲しい。
狂おしい程貴方を心から愛してるの。
どんな形でもいいから、全ての時間を貴方と共にいたい…
脚なぞる滴 感じるがまま声上げおねだり
もっと激しく 壊れイク様見詰めて私を

足りないの いくら体重ね合わせても
貴方には綺麗なあの人がいるから


月明かりの下 胸揉みしだき私を愛でるの
淫らな女 演じる度ハートが痛いの

偶然に見掛けた貴方と姿人
私には見せない暖かい眼差し

眩い光の中 孤独に脅えるの
目苦しく映る全て 夜の帳に包まれて…


何度も何度も体重ね合わせても
枕を濡らす一粒の涙

唾-tsubaki-を垂らし貴方をむしゃぼる尽くさせて
たとえ悪魔に身を委ねても貴方の全て欲しい

狂おしい程貴方を心から愛してるの
どんな形でもいいから全ての時を貴方と共に…
人間が持つ「継続」という力は素晴らしい。

一見、不可能に思えるようなことでも代を重ねることによってついには達成させてしまう。

これもまたそんなお話し。

さぁさぁ、結末や如何に?