おはようございます!
今日紹介する本は、 逸村裕 ・竹内比呂也 編著の「変わりゆく大学図書館」です。
以下書籍情報です。
出版社 : 勁草書房 (2005/7/1)
発売日 : 2005/7/1
単行本 : 232ページ
ISBN-10 : 4326000295
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もともと私は、大学時代の専攻は図書館情報学だったので、久々に知識をブラッシュアップしたい!と思って、読みましたが…、難しかったです!
図書館にお勤めの方には、おすすめの本かなと感じました。
またこの本の題名からお気づきの方もいると思いますが、「電子」の分野が話題の中心になっています。
ですが、今から約9年前のお話(出版のことを考えると10年前になるかも…)なので、ちょっと時代が違うかな…というところもありました。
でも読んでいて、今では当たり前になっている図書館サービスを振り返ることができるので、新たな気づきに繋がるとも思います。
また、1章ずつテーマや書く人が違うので、この章は興味がない!と思ったら、さらっと読むことも可能です(読み飛ばしても影響なしです)。
私の印象に残っているパートは、第10章 電子ジャーナル[藏野由美子・中元誠]p138にある下記の部分です。
「図書館の利用統計を見ると、いずれも入館者数は減少している。しかしそれは図書館が利用されていないことを示すものではない。研究者の資料入手方法は、個人購読から図書館資料へ確実に移行している。」
これは、私はとてもはっとした部分で、自分自身、修士、博士とキャリアを進める中で、本が膨大に増えたか、というとそういうわけではなく、本棚においてある本は、大学時代、もしくは高校のときに買った本がほとんどです。
それは物価高の影響や経済状況が関係しているかもしれませんが、たしかに資料の入手方法は図書館に依存している…と気づかされました。
次回は、もう少しさらっと読める本を探してみます!
皆さま、よい週末を!