サガンのインタビュー本
20代の渡仏前に読んで
答え方が、日本人にはなかなか思いもつかない
言葉選びだなと
思ったのを覚えている。
「自信をなくすことのない人間っているかしら。
わたしは自信を持つときがありません。
だからこそ物を書いているのです。
自信のないことがわたしの健康であるわけです。」
「試練が人を養うという考えは、まったくの嘘。
幸せな時のほうが学ぶことがずっと多いのです。
幸せな時はもっとオープンな気持ちになり、
そして何よりも、高潔な心を持つようになります。
高潔な心を持つこと、まさにこれが人間社会の、
あるいは人類全体の目標とするところではないでしょうか。」
フランス語で読み直してみると、
また、違う味わいがあって面白い。
言葉選びの大切を考えさせられる。
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