無寄港で単独のレース ヴァンデ・グローブ
おととい、最初のグループがゴールしましたが。
最初にゴールした人ではなく四番目にゴールした方が優勝だそう。
なぜかというと、途中、事故を起こしたヨットや、
海流に流されてしまったヨットが出ると、
無線で助けに行くように要請が出ます。
助けに行った人は、レース時間を無駄にしているので、
その分免除の時間を与えられ、
今回海流に流されたヨットを助けに行った方は、
14時間(かな)の免除時間を与えられたので、
その分、後からゴールしても、1位となった。ということだそう。
それにしても、とにかく80日間、
たった一人で海上にいて、どこにも寄らないレース。
今回、具合が悪くなって、ニューカレドニアあたりで
ちょっと寄港、リタイアしたいという人が出ても、
コロナの影響で断られたのだそう。
いや、数ヶ月誰とも会ってないから!
寄港させてあげて〜〜〜。
一人だけだから・・・・。
コロナじゃないよ!その人ずっとちゃんと寝てないんだよー。
と、思わずにはいられない。
天気が悪ければ、ずっと揺れ続け。
周りに船がいない、凪の時間だけ短時間睡眠で
ヨットに乗りつづけるんだそう。
怪我をした場合、
動画で医者と話しながら、
自分で手術もしなければならないんだそう・・・。
ひゃあ・・・。
今までに、自分で揺れて転んで
腕や舌を切ってしまって
自分で指示を聞きながら縫ったという人がいたそうです。
きゃあ・・・・。
***
mの幼馴染の女性がずっと前に
このレースで優勝したことがあり。
結構よく話は聞いていました。
今回参加されている日本人、白石さんのビデオ
多分、参加者の中で一番面白いです!
おとといの時点で、白石さんの旅は
まだ6000キロ残っていて、
ブラジルとアフリカの間を走っていました。
(ブラジルとアフリカの間っていう言い方が、
すでに日本を中心にした世界地図に慣れている私たちには
慣れない響き。フランス人はフランスを中心にした地図を見慣れているので。)
頑張れ!
あとちょっとでゴールです。
現在17位かな。
このレースは、とにかくゴールすることが何よりの目標だそう。
そりゃあそうです。
こんな過酷なレース。
無事にたどり着ける人がいるなんて、
私には信じられません。
みんなに元気を届けたい!とビデオで言っていましたよ。
そんな過酷なこと絶対無理。と、思いましたが。
ビデオを見ていると、本当に綺麗な朝日や夕日。
世界で一番美しい景色を80日間独り占めしている。
と、考えれば、確かにすごい冒険ですね。
ゴール地は、夏に行ったオレロン島の近く。
なんだかそれだけでも、応援したくなります。
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