この夏新調したアンティーク家具。
テーブルは、テーブル部分が縦に起き上がります。
如何してかというと、運びやすいように。
どこで使うものかというと、ぶどう畑のぶどうの苗の間に運んで
昼食やワイン試飲などに使うためのものなんだそうです。
へー。そんなのあるんですね。
とってもしっかりとした木でできていて。
ニスが剥げて、少し傷はありましたが。
mがヤスリで削って、掃除して、ニスを塗りなおしてくれたので、
新品みたいになりました。
多分普通に購入する値段の10分の1くらいの値段でした。
素敵なテーブルよく見つけたねえ。でも、どこに置く?
と、最初は置き場所が思い当たらなかったのですが。
「あの、ソファーの前にある低いテーブルは
誰も使わない。お茶を飲むにも低すぎて不便。」ということに気がつき。
試しにソファーの前に置いてみたら、ぴったり。
その日から、朝昼晩、アペリティフ、お茶。
お客様とのアフタヌーンティー。
読書、一人で書物をする時。PC作業。
全て、この席になりました。
窓辺でお庭がよく見えて、明かりも綺麗。
今まで何十年も誰も使わなかった場所。
毎日毎日使っています。
ソファーとの高さもぴったりです。
誰かが、広いぶどう畑農家で使っていたテーブル。
テーブル自体が、広大な土地と空気と太陽の記憶を持っているのか。
このテーブルを使うようになってから、
なぜか、お料理のやる気も高まって。
お食事中のおしゃべりするのも、楽しくなりました。
環境は人を作るのですよね。


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