2万2千人以上が亡くなってしまったフランス。

外出制限は厳しいままです。

 

フランスにいない方には特に関係がないし、外出禁止の内容が

こんなに厳しいという話をしても意味がないかなと思っていたので、

その後書きませんでしたが。

 

あえて、まだまだ緊張感が必要ということを忘れないために

今更ですが、現在フランスで行なわれている外出禁止の内容を書いておきます。

 

証明書がないまま外出した場合の罰金は初回で135ユーロ(1万5600円)から

375ユーロの罰金(不納で訴追された場合最大750ユーロ)

30日以内に4回違反した場合には最大6か月の拘禁刑と

3750ユーロ(43万5千円)の罰金(並びに必要に応じて公益奉仕活動・運転免許停止)です。

 

90代の義母の家にお買い物などに来ていたヘルパーさんは

完全に連絡もなく来なくなってしまったので、

姉が一人6週間住み込んで手伝ってくれている。

最初は1ヶ月くらいで交代できるつもりで行ったのだけれど、

別の姉が車で1時間以上かけて移動するには、証明書があっても、

この罰則の対象に当てはまる可能性があるので、動けない。

車の検問も厳しく、駅では今でも警察が証明書を調べている。

何度も検問にあったら、いくら証明書に母の介護のためと書いてあっても、

それを証明する手立てもある意味ないし、(医者の証明書とか別に発行する必要もあるのかも?)

本当に警官が通ってよし。と、言ってくれる保証はない。

そんなのダメ。はい、罰金、すぐに家に帰りなさい。と、言われる可能性の方が高い。

 

街中の警察のコントロールはかなりあります。警官は毎日見かけます。

mはほとんど毎日のように、警察官に止められて証明書を見せているそう。

 

私は、ほとんどスーパーに行かず、

人通りのない道を運動のために少し歩くだけなので、

一度も見せてはいませんが、毎日新しく書き直して

身分証明書と一緒に持っています。

 

印刷した用紙が必要なので、路上生活者などは、

どう考えても、その用紙自体を買えないだろうし、

印刷機持っているわけもない。

手書きでもいいのですが、文章が長く、

サインまで全て記入もれなく書くには、

かなり時間もかかります。

 

携帯で見せる場合は、

その前に操作して、送信してQRコードを入手して・・・と、かなり面倒なので、

私はやっていません。

⭐︎

 

こんなこと、今書かなくてもいいんだけども。

そろそろ、みんなお天気も良くて、

気が緩んできているなあ。と、思う。

ここまで厳しくしているのは、それだけの理由があるからです。

 

全く外出していない人まで感染した話を聞くと、

一体どういう経路で・・・と不安は募る。

緊張感持ちましょう。

 

****

 

まあ、私も周りも幸い元気ですけどね。

今日は、mと一緒に近所ぐるっと証明書持って

お散歩に初めて一緒に行きました。

お家にいるのも、楽しいんだけど。

 

日本のこともまだまだ心配です。

海外在住者全員が、

「これ、一体いつになったら家族に会えるんだろう・・・・」って

不安になっていると思う。

 

いつかは終わるんだけど。

そのためには、絶対に外に出ないこと

人に会わないことです。

 

頑張りましょう。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ にほんブログ村 2つのランキングに参加しています。