フランスで何か大きな動きがある時は、

いつも20hのニュースで伝えられます。

 

また今日も大統領からテレビで話があり、

明日の17日のお昼から

必要最低限の買い物以外の外出禁止になりました。

(とりあえず15日間)

 

最近はネットで情報が拡散されるので、

この外出禁止令(?)が出るらしいことは

昼間から皆何となく知っていて、

パリは夏のヴァカンスのように、

ほとんどの家庭が田舎の家や実家などに避難しています。

近所の電気が付いている家も少ないです。

田舎なら、お庭もあるし、

子供達ものびのびできますもんね。

 

スペインやイタリアはもっと厳しく、

外に出るときは一人で。

最短の距離のスーパーや薬屋さんに直行し、

そのまま、すぐに自宅に戻り待機。

という指示のようです。

 

全く家から出られないと思うと、

それだけでなんだか息苦しい。

今回フランスは、そこまではっきりとした

内容ではありませんでしたが。

家族友人同士で集まるのも禁止です。

 

最低限の生活必需品の買い物。

どうしても在宅でできない仕事は

認めるという言い方でした。

 

国境を30日間閉じる。という言い方も

していました。

 

フランス人はフランスに入れるし。

外人は自分の国に帰れますが(帰って下さいという意味)

それ以外の観光などの外人を受け入れないということです。

(私のように外人でも長期滞在ビザや滞在許可証がある人は入れます。)

 

なんだか、大変なことになってきちゃった。

でも国のトップがはっきり言わないと、

どうすればいいのかがわからないのは良くないので。

制限してくれるのはいいこと。

(もっと早くしたら、よかったね。と、皆言っています。)

 

その後のコメントで、ジョギングは一人ならいい。

と、言っていたけど。本当かしら。

それじゃあ、外出禁止にならないじゃない。

(体を動かさないのも体に悪いから、難しいですね。)

 

***

 

スーパーは、すごく混んでいて、

今日もあちこち空でした。

 

一人で来ていたおばあさんが

「なんだか戦争を思い出すわ・・・・」と

独り言を言い出して、

「私もこんなに何もないと思わなかったわ。

 また入荷するのよね。」

「心配しなくて大丈夫よ。」

「そうよそうよ。頑張りましょうね。」と

 

パリの人達は、結構街中で他人に話しかけたり、

励ましあったりします。

 

家の中は、平和で安全。

とにかくそれは、素晴らしいこと。

 

歯医者からキャンセルの連絡が来た。

数ヶ月前から入れた予約なんだけど。

全部何もかもキャンセル。

 

それぞれの人間力も試されますね。

世界の価値観も少し変わるかな。

いろいろ考えさせられますね。

 

とにかく、私たちは元気です。

今日は手作りピザとたっぷりサラダと

残りのオレンジ・タルトを食べました。

明日は何作ろうかな。

 

皆さまも、どうぞ本当に気をつけて!

 

 

 

 

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