私は本作りは専門ではないから、
プロのmに意見をいうなんて・・・
と、思っているのですが。
「音楽家だからこそのセンスで、意見を聞かせて」と、
「表紙はどっちがいいと思う?」などと、よく意見を求められます。
人には得手不得手があって。
私も苦手なことは山ほどあるけど。
ある種の頭の整理みたいなことはすごく得意なので。
本の構成の話などを聞くと、
私なりの理解をしながら、
まだ存在しないその本の内容や姿形を自分の頭の中で想像しながら
いろいろ質問してみます。
そうすると、それを聞いているmは、
「そうそう。つまりは、そういうことなんだよね。」と、
私の頭の中でまとまろうとしている自分の本のことが、
客観的に見られて、急に何かをひらめいたりもするようなんです。
タイトルは?
構成は?
キャプションは?
「歩く。呼吸。見る。」と、続けるのなら・・・・
「座る・・・。じゃあ・・・・聞く。と続けてみたら・・・?」
「聞く!」聞くは思いつかなかったなあ。」
「それだ!!!さすが、演奏家!」と、いう具合に。
本の内容を思いつくこともあるようです。
逆に私がプログラムの曲順を考えていたりすると、
こっちの方がいいんじゃない?!と、
音楽にもとても詳しいmはよく意見を言ってくれるし、
何か考え事をしていて、相談というほどじゃないけれど。
何となく話していると、僕ならこう考えるかな。と、
客観的な意見を言ってくれるので、ああ、関係ない大人の男性なら
そう考えるのか・・・・と、全然違う見方をしていることに
ハッとしたり。
そういう、違うからいい。という意見を聞けるのが、
誰かと一緒に暮らす一番楽しいところだなと思う。
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そして出来上がったmの本はこちらです!
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