最近優秀な若者が周りに多くて
もう本当に見ているだけでキラキラ眩しいほど。
入社して2年で大手企業にヘッドハンティングされた25歳や
大学講師トライリンガルの27歳など。最近の若い者は元気がないとか。
やる気がないとか言われがちですが。
ものすごく優秀な人たちもたくさんいます。
mの親友の息子は、27歳バイリンガル・ジャーナリスト。
すでに4本の映画を製作しています。
初めてのドキュメントを撮っていたのは大学生の時。
製作中は学生なのでホテルに泊まる資金がなく。
(ご両親は立派で裕福な方達です。学生だからバイト代だけで賄う
貧乏旅行は当たり前。と本人が考えてのことだそう。)
なんと空港のベンチで仮眠しながらヨーロッパ各国で
女性政治家のインタビューをし、
その映像をあちこちのメディアに自分で売り込み、
とうとう大手テレビ局が買い上げてくれて放送されたのだそうです。
なんと粘り強い学生でしょう。
現在は、4本目の映画、
初めてのフィクション映画を製作し、
フランスと数カ国で公開。カンヌ映画祭にも参加したのだそうです。
彼のユニークなところは、彼女と一緒に活動しているところ。
二人はジャーナリストの学校の同級生。
最初から一緒に映像作りをしていて、今回の映画は
シナリオ、構成、演出、監督、すべてを二人で企画から仕上げ、
最後は公開の挨拶まで分担して行っています。
こんな風に一緒に見た夢がどんどん叶ったら
楽しいでしょうね。
映像が売れたお金を次の経費に回し
ここまでのことをたったの5年でやり遂げてしまった二人。
そして、次の企画、その次の企画も常に明確に二人の中にあるのだそう。
すごくいい話。このままずっと走り続けたら
どんなすごいことを成し遂げるのか楽しみなチーム(カップル)です。
残念ながら、私は仕事が重なっていて、
今回のパリでの劇場公開には行かれなかったのですが、
mは本人の舞台挨拶も聞いて、映画を鑑賞してきました。
すごく良かったそうです。
ついこの間まで、学生だったのに!子供だったのに!
20代の人達の活躍を聞くと、もうなんだかもう聞いているだけで
「立派になって・・・・・・」と、感激しちゃう今日この頃です。
映画の内容は、若いアメリカ人カップルが、アメリカ旅行をする話。
彼はアメリカとフランスのハーフなので。
二人の実体験をもとにお話を構成したそうです。
すぐに次のパリでの上映予定はありませんが、
また上映されることになったらお知らせします。
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