クリスマスの夜の伝統的なお料理。
m父の50年以上前のお料理本。
作家のアンリ・ボスコ→⭐︎
の奥さんが書いたものがここにあります。
とても詩的で綺麗な文章。
そこにクレッシュ(キリスト生誕の場面を再現する人形)の並べ方や
お料理の並べ方が書いてあって。なんだか、おとぎ話の世界のようです。
地方によりますが、例えば南仏プロバンスの場合ミサの後には、
オニオンスープと13種類のデザートを準備。
と言っても、デザートは、長期保存可能なものばかりで、
数日、並べて置けるもの。
ナツメヤシ、フリュイコンフィ(果物の砂糖漬け)、乾燥フルーツ、ぶどう、
カリソン(南仏のお菓子)などです。
***
前菜は、スモークサーモン、生牡蠣、
フォアグラが一般的。
主菜は、チキンの丸焼き、七面鳥の丸焼き。
または、カモや羊などのロティ。
フロマージュに、デザート。
(実は、よく見ると、それほどお料理の手間はかかりません。
準備さえできていれば、お肉料理はオーブンに入れるタイミングと温度さえ慣れていれば簡単です。)
そのあとミサに行って、前述の夜食。
または全国的にはデザートはブュッシュ・ド・ノエルです。
***
私たちは、静かで落ち着いた良いクリスマスでした。
実は、イヴの夜は、パリはとても静かなんです。
もう、全員が実家に帰っているので、日本の元旦みたいな感じ。
シーンとして、ほとんど人もいません。
だから、当日に?と思いながらもお互いのプレゼント探しに行ったら、
以外と誰もいなくて、試着も楽々。なので、昨年から決まったお店で
一緒に心のそこから気に入ったプレゼントを探して、
決まったお店でお茶をすることにしています。
(料理して、ミサにも行くから結構忙しい!)
mにも、ちゃんとサンタさんが来て、とてもとても嬉しそうでした。
そんなに嬉しいか!と思うほど、何度も見ていました。(笑)
「誰でも誰かのサンタクロース」ということを実感するためにも、
プレゼントはちゃんとした方がいいですね。
まだメリークリスマスな1日。
音楽を聴いたり、
のんびりご馳走やデザートの続きを食べたりして楽しもうと思います。
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