親戚の結婚式、どの場面を切り取っても映画みたいに
美しかったです。
この牛さんと歩いているのは、地方の伝統でとかではなくて、
花嫁さんの家の近くの農家さんの牛さんです。
2日目の朝は、近所をジョギングしたのですが。
真横には川が流れていて、一面の麦畑。
だーれもいなくて。
牛さんと、七面鳥さんにしか会いませんでした。(笑)
あ!昨日の牛さんだ!と
近所1時間歩いたり走ったりして
すれ違ったのは車3台、出会ったのは牛さんの群れに二回。
そりゃあ、牛さんと仲良くなるね!
ここで、カマンベールが生まれたのもわかる!
と思いました。(笑)
近所にあるのは、小さな市役所、学校(小さな保育園と小学校しかない)、
お店は郵便局兼パン屋さんが1軒。
大草原の小さな家みたいな暮らしです。
こんな広大な土地で暮らしていると
こんなにのびのびと子供達が育つのか。と、感心しきり。
花嫁さん本人も3人の弟さんたちも
優秀で、元気で、賢くて、礼儀正しくて、
働き者で!(全員違う職業についている)
素晴らしいご家族でした。
何しろ、気取ったところが一つもない!
人間、コンプレックスがなく、
のびのびと自分の才能を開花させていて、
環境が良いと、こんなにも楽しそうなんだなと思った。
10部屋も寝室のあるこんなに大きなお城みたいな家に住んで
お父さん実業家で市長さんなのに。
子供達、全然、そんなの関係ないよ。大きな家!?
屋根裏部屋は俺の基地だから、そこでキャンプしてるんだ。それが何か?みたいな感じで。
(→こっそり覗いたら、めちゃめちゃ楽しそうな空間になってた 笑)
奥様も生涯、訪問看護婦を続けているそうです。
リッチだということと、女性や子供達が生涯働き続けることは関係ない。という感じです。
そして、招待客には全て細かいところまでオーガナイズと気遣いが行き届いていて、
美しい寝室には、一人づつに手書きのお手紙まで。
(花嫁さんと花婿さん企業で知り合っているので、
二人とも仕事でこういう大きな企画をオーガナイズすることに慣れている)
町中の人たちをお庭のパーティーに招待するおおらかさがまたグッときますね。
地方の結婚式は、このぐらいの規模ですることが多く、
親戚、友人を招待するそうです。
特に、親戚はこんな機会でもないと会えないので、
泊りがけでわざわざ来るので、せっかくだから2、3日ゆっくり泊まっていってね。
翌日はゆっくり起きて昼食に来てね。
と、なるので、自然と翌日の昼食もパーティーです。
そして、これ、伝統的には女性側の実家がオーガナイズするものなんですって。
200人、300人を2日間接待し続けるって
どれだけ大変かと思いますが。
サービス精神旺盛な方たちなので、
ビデオレターあり、花嫁花婿のダンスはもちろん、
ご両親のタンゴのダンスまでありました!
翌日の昼食後は、何となく、ギターで歌い出す人あり、
自由にお散歩したり、バーベキューで食べたり飲んだり。
バーベキューは大きなステーキ、フライドポテト、
前菜のサラダ数種類、地方のフロマージュもたっぷり。
デザートは、大きなケーキがたくさん並んだ中に、
友人やお母様手作りのものも一緒に並んでいて。
その手作り感も素敵でした。
このきっちり接待するところと
アットホームで自由なところのバランスがいいのですよね。
数日後には、アメリカの新婚旅行に旅立つ二人!
長く一緒に住んでいるカップルなので、リスト・ド・マリアージュは、
サイトからそれぞれ自由にこの旅行のプレゼントができるようになっていて。
例えば、アメリカ、ヨセミテ公園のホテルをプレゼント!とか。
ディズニーランドの横のレストランの夕食代をプレゼント。と、
リストになっているんです。ただお金を包むより、
こうして、この日のホテル代は私が払うわ!と、実際に何にそのお金を使っているかわかるって
楽しいですね。金額ではなくて、その日1日をプレゼントしていることになるので。
ブログで旅行の様子を見られるのも楽しみです。
このアドレスから旅行の様子が見れるから是非!と
最後にブログのアドレスとかいろいろ渡してくださって、
どこまでも行き届いている〜。と、びっくりでした。