スタジッド・レイSatyjit Ray監督映画 Charulata (1964)「チャルラータ」というインド映画を見ました。→⭐︎
⭐︎

静かで不思議な世界観。
日本好きなフランス人は多いですが、
インドが好きな方もすごく多いんです。

70代後半で毎年インドに行くマダムも知っているし。
(ヨガの先生で、ヨガの施設に泊まるそうです)
mの姉たちもインド旅行何度も行っています。

私は、全く知識もなく、有名な監督なの?という感じでしたが。
スタジッド・レイを知らないの?本当に?と、とても驚かれました。

なるほど、静かで美しくてある意味何も起こらなくて(笑)
これは、フランス人が好きそうな映画です。

インドの60年代の豪華な家を見る機会もないし。
どんな生活をしていたのかなんて、想像もつかないので、
とても面白い。そして、何しろ全然わからない言語を聞いているのも楽しい。

女性は綺麗に着飾って、
刺繍をしたり、音楽を聴いたり、歌ったり。
文章を書いたり読んだりして過ごす。
見ているだけで、違う世界に入り込んだような気持ちになります。

そして、同じスタジッド・レイの超有名映画だそうで、
「サロン・ド・ミュージック」もみました。

とにかくこの最後のダンスシーンが圧巻!
すごいです!→⭐︎

特に後半の速くなるあたりからの
盛り上がりが凄い!
音楽は、ほぼ即興のはず。
ダンサーとミュージシャンの息がぴったり。

ちょうど最近Dactylolalieという言葉について
話していたばかりで。
ダクティロラリー(手の形でいろいろな意味を表現すること。)は、
芸術の分野では、絵の中の人物が手をどういう形にしているかによって、
意味があるし。日本人には仏像の手の形には馴染みがあります。

インドダンスの手の動き、首の動き、リズムは本当に独特で
ズーーーーッと見ていたくなります。
特に、こういうクラッシックな音楽とダンスは特別に興味深いですね。


世界は広いなあ・・・!と、思います。






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