白い絵画

以前、現代美術作家さんとお話ししていて、
「私の絵画は全面真っ白の作品です。」というお話しがあり、
本当に、作品は全て真っ白で、毎日毎日、筆の動かし方で、
塗り具合のテクニックの現れ方が違うというお話しを聞いたことがあります。
１日でもサボると、筆が鈍るそうです。

例えば、このCy Twomblyの作品も一見真っ白に見えますが、
色鉛筆のような色々な細かいいたずら書き風のデッサンや言葉などが
あちこちに見え隠れして、何度も重ね塗りしてあり、とても凝った作り。



ジルの出版社が製作しているシリーズの１冊で、
この作家さんの本がポンピドー・センターで発売中です。
とっても美しい装丁で、ご本人の言葉がたくさん載っています。

このシリーズはすでに３０冊ほど発売されていますので、
気になる作家さんがいたら探してみて下さい。フランスアマゾンやフナックから注文可能です。
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こちらは、mが製作したポンピドーセンターの本です。
こちらも、とっても美しい仕上がりです。同じような表紙の本がいくつか出ていますが、
左下の黒いSCALAのマークが目印です。
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