Ben | Paris暮らし
ベルビルを歩いていたら、
見つけたBen作品。

「言葉には気をつけなければならない!」と書いてあります。

Benjamin Vautier ベンジャマン・ヴォーチェ は、ダダイズム後の芸術家で、こんな風にちょっと面白い言葉や風刺を
描いている作品が多い芸術家。

ただの黒い木箱に
Attention cette boite contient Dieu en tant qu'œuvre d'art.

「注意!芸術作品として、この箱には神が入っている。」
と書いておいてある作品や、もうこの人は多作にもほどがあるような芸術家なので、
有名なものがたくさんあります。もう、彼の言葉が書かれた万年筆とかもあるし。
ちょっと頑張れば買えるような値段で、Ben作品ばかり売っている画廊も6区にありました。

現代芸術家の手にかかれば、日常が全てアートになってしまいます。
というか、多分日常や人生や世界は、全てがアート!

ユーモアと、風刺を効かせた冗談を言い合えるセンスが
人生を豊かにするというのは、フランス人がすごく大事にしていること。

これ、Benの家の映像だそうです。→⭐︎

芸術家でなかったら、ほとんど、ただのうるさいほど
おしゃべりな変なおじさんですが。(笑)

かなり、面白い家。もう、息をするように触れるもの、見るもの
喋ること、書くこと、全てが作品になってしまう。
この人、1日に何作品作るのだろう。

現代芸術のエクスポに行く機会はものすごく多いので、
天井からリンゴが吊るしてあったり。
ブーツからバナナが飛び出していたり。

もう、そのくらいの作品では驚きもしなくなっていて。
「これ・・・・帰ったらこっそりやろう・・・・」と、
クスッとなって。時々、本当に実践します。

人生は、楽しく!



これは、関係ないけど、羊の群れ。


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