ケルト民族の神殿には
どうやらこのヤドリギを飾ったそうです。

フランスの田舎でもこの名残か
ヤドリギを新年に家の前に飾ると
幸福を呼ぶと言われているのだそう。

私は、この話を聞いてから、すごく憧れていて、
パリで時々売っているので、買いたいけれど、
結構すごい値段が付いているし。

ノルマンディーをお散歩していると
あちこちにあるのに、
自分で取れないものかなあ。と、
ずっと思っていました。

「ヤドリギを自分でとるのが夢なのよね〜」と、
車の中でつぶやいたら。
山育ちでそんなの幼い時には日常茶飯事+朝飯前のmは、
「そんなの夢のうちにも入らないじゃない!えっ!?とったことないの?
 欲しいの?なんで早く言わないの?」と、
運転しながら数秒きょとんとしたと思ったら。

ブレーキ踏んで、車を脇によせて、
あっという間に車を降りてキョロキョロしたかと思ったら・・・。

3分後には、大きなヤドリギを抱えて
帰ってきました・・・・。

「危ないから高いところには登らないでね〜!」と
言っている声が届く間もないほどに早かった!(笑)
・・・行動はやっ!!!!
と、驚愕していると。

「あ、その白い実は綺麗だけど、
 ベタベタして、くっつくから気をつけて。触っちゃだめだよ。
 それが、こう、鳥の足について運ばれて、
 別の木にくっついて、また別の木のところに育つわけだね。」と、
説明してくれました。

あっけにとられている間に、
大きなヤドリギをプレゼントされ、
大喜びの私。

早速、扉の前に飾りました。
しかも、二つも!嬉しい!縁起がいい!

静かな草原の真ん中で、
私たちの様子を見ていたのは、
草原にいた10頭くらいの牛さんたちだけ。
牛さんたちが
「・・・なんだ、なんだ」
「どした、どした・・・・」と
みんなで、のそのそ集まってきて、見ていたのが、
面白かったです。(笑)



パリにも持って帰りたい。






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