今週はいろいろアクティブ。

昨日は、m姉が地方から地方への移動で、
乗り換えの間、
2時間ほどパリにいるというので、
mと3人で一緒にモンパルナス駅近くのお店でランチ。
11h30には待ち合わせして、
1hにはランチを終えてお見送りし終わって。

そして、なんだかんだと、
あちこち出かけることの多い日々。

一昨日は、前から見たかったパリ・オペラ座のバレエのディレクターを1年間勤めた
ミルピエが、1つの公演を製作している現場を追う
ドキュメント映画を見てきた。

すごくいい映画。
国立オペラがこういうプロジェクトを成功させるまでを
追ったドキュメントを作るということには、私は大賛成。

もちろん、ここまでの有名人になれば、
賛否両論があるのは、当たり前のことで。

ダンス批評家たちからすると、
ミルピエはアメリカで活動していた自由人、
有名女優と結婚して、お金集めが上手なタイプ。
みたいな悪口を言う人もたくさんいるらしいし。
振付家としては、割とありふれている。とまで言う人もいるらしいけれど。

まあ、その映像の厳しさ、美しさ、そして、
39日前には、全く何もない白紙の状態から、
振り付け、音楽、(音楽は現代曲の新作で、すでに作曲自体はされていたようだけれど)
ライティング、舞台装置、衣装。

振り付け、リハーサル、ピアニストと指揮者との合わせ、
最後のゲネプロまでオケとは合わせられない。という
すべての流れの中で、
ディレクターとしての、書類のサインの量、
取材、打ち合わせなどの、リハ以外の仕事の量。

(秘書が1日中困り顔で電話をし続けていて、
 1日中、「ベンジャマンはどこ?」「さっきまでそこにいたの?」
 「どこに行くといっていた?」と聞き続けていて、その様子がコミカルでおかしい。
 そんなに毎日探し続けているのなら、もう、発信機か何かつけておけばいいのにというくらい。
 っていうか、なんで、彼の携帯にかけない?いや、かけてるけど、出ないんだろうな。絶対。(笑))

一番印象に残ったのは、何もない。という状態から
たったの39日間で、すべてを仕上げるプロの仕事ぶり。

そして、20代前半のダンサーたちの練習の様子と、
舞台に立つ時の究極の緊張の様子、そして公演が成功した後の
嬉しそうな表情。

人間って究極の状態で、本当にいい顔するなあ。
何かを創造し、成し遂げるって、
本当に素晴らしいことだ。
そのために人間は生きている!
と、思わせてくれる映画。

思うところ、感じることは、
山ほどあるので、また少しづつ書きます。

まずは、第一の感想。→⭐︎
日本でも12月に公開だそう。→⭐︎

写真は少し前に行ったオーガニック・レストラン。café pinson→⭐︎


打ち合わせに行った、ホールの写真。


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