ピアニストの友人に教えていただいて、
このビデオを見てとても感動しました。
以前ご紹介したことあったかもしれませんが。

109歳までロンドンに一人で独立して暮らし、
毎朝必ず同じ時間に練習を始め、3時間以上毎日毎日毎日、
練習を生涯続けたピアニストです。

戦時中にアウシュビッツ収容所で、
ご家族も殺されてしまい、
ご本人は収容所で演奏することで命を助けられ、
大変苦労された方ですが、
そんなことを一切感じさせない明るい声と笑顔。
本当に素晴らしい哲学を持って生きた方です。

「私は究極の楽天家なの。」
「音楽、音楽、音楽!こんなに素晴らしいものはないわ。」
「必ず、すべてのことに「美しさ」があります。
 なぜなら、それは、必然だからです」
(このセリフをアウシュビッツを体験した方が言うのですから、
 本当にすごいと思います。)

「人生は美しい!」
「音楽は夢よ!」
「私は人間が大好き!」
「人生で一番つまらないことは、何もせずに退屈することよ。
 私には、音楽があるから、人生で一度も退屈したことはないの。」

と、美しい、曇りのない笑顔と言葉で語る
アリスさん。

こんな風に常に喜びをもって、
人生、音楽と向き合い続け、
歳を重ねていけたらいいなあ。と、思います。

「ミュージック、ミュージック!!」と嬉しそうに言う彼女の声が
ずっと心に残っています。

⭐︎


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震災から5年ですね。
まだ大変な思いをされている方たちに、
たくさんの幸せが舞い降りますように。


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写真は、シテ・ド・ラ・ミュージック。(新しい音楽ホール)