自然史博物館にいる動物達には、
それぞれちゃんと歴史があります。

人間と同じでそれぞれの人生を歩んできて
その後剥製として保存されたわけだから、
人に歴史ありと同じように
それぞれの動物にもそれぞれに歴史ありなのです。

一番の注目は、
象のシアム。
インドからフランスに来て、
サーカスに出演したり、
映画に出演したり、
確か13匹の子供を生み、
最後の数年はヴァンセンヌの動物園にいた
大活躍の人生(象生?)だったのだそう。

そんな歴史も、ちゃんと説明されているビデオが
剥製の横にあるので、必見です。

そうかー。
こんなに大活躍の象さんだったのかー!
それは、それは、お疲れさまだったね!
と、動物好きの私は、ビデオを見ながら涙目でした。
シアムの絵本等も売店にありました。

シアムは、地上階の一番奥左側にいます。

そして、もう1匹の大スターは、
ヴェルサイユ宮殿にいたサイ。
(名前を見てくるの、忘れましたが、 
 確かひとつ上(フランス式1階)の階の奥にいました。)

このサイ、なんと世界中を船で旅しています。
ベルサイユ宮殿でルイ15世に飼われていたそうで、
船でいっしょに世界中を旅して
例えばヴェネチア等にサイはいませんから
人々は生まれて初めてみる動物に魅了されて
芸術作品にサイを描くようになったそうです。

ルイ15世のサイ


サーカスで活躍するシアムの映像。


そして、キリンやシマウマも、魅力的。



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