コクトーの直筆サイン入りらしい古本。
こういのが、普通にショーウインドーにあるところが
パリだなあ・・・・。と、ちょっと感動。
下の写真は、たまたまメルシーの古本のあるサロン・ド・テで
みつけた古本「日本の神話(伝説)」という
なんだかミステリアスな表紙の本。
中味は確か、桃太郎や、天照大神の話等が書かれていて、
出版はなんと1965年だそう。
誰かがこんな本を50年も前にフランスで出版しているのもすごいし、
誰の手を経てここにたどり着いたのかと思うと
なんだか古本ってロマンチック。
現在の日本文学のフランスでの浸透率は本当にものすごく。
私がまだ知らないような若手作家の本もどんどん翻訳されている。
源氏物語も平家物語も、もちろん三島も太宰も川端も
全部翻訳されている。
翻訳って本当に難しくて楽しい。
文学の翻訳なんて100人いたら絶対に100通りの訳ができちゃうから、
ある意味、翻訳ってもう100人の演奏者がいたら
100通りの演奏があるのと同じくらい自由。
外国の文学を日本語にしてあるものも、
めっちゃ読みにくい固い文章もあれば、
とても読みやすくてぐいぐい引き込まれるものもある。
古本の楽譜なんかは、
誰かの注意書きなんかが書かれていて
見ているだけで面白い。
もう絶版の物なんか見つけたらとても嬉しい。
以前、どこかの展示会でみつけた
ドビュッシーの手書きのオーケストラスコアが
最新式のスキャンで印刷された大きな美しい楽譜の本なんて、
芸術品みたいに綺麗だった。
いつもお誕生日プレゼントの希望とか聞かれると
服?アクセサリー?と迷うのだけど。
ちょっと自分ではなかなか手が出ないような
貴重な本や、すごくいい内容の本。
CDや楽譜のプレゼントって、いいですよねー。
毎年、同じ作曲家のシリーズの楽譜を揃えて行く
プレゼントなんていいですね。
練習するたびに、演奏するたびに、嬉しい気持ちになれそうだし、
演奏を聞いている方も、これは、ボクがプレゼントした物だ。という
楽しみがある。
ある有名作家の方が、
好きな本というのは、あるだけでホッとするような
ところがあって、
読み終わった後も、
ずっと手元に置いてあって、
表紙を見たり手で触れたりしただけで
読んだ時の感動やほっとした気持ちがよみがえって
あるだけで嬉しくなるような物であってほしい。
自分の書いた本が
誰かにとって、
そういう存在であってほしい。
というようなことを書いていたけど。
本当にそうだなあ。と、思う。
本や楽譜を手にとったときは、
そのくらい大事に扱いたいと思うし。
自分が少しでも製作にかかわった本や音楽には、
責任を持って誰かに喜んでもらえるものにしたいな、と思う。



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こういのが、普通にショーウインドーにあるところが
パリだなあ・・・・。と、ちょっと感動。
下の写真は、たまたまメルシーの古本のあるサロン・ド・テで
みつけた古本「日本の神話(伝説)」という
なんだかミステリアスな表紙の本。
中味は確か、桃太郎や、天照大神の話等が書かれていて、
出版はなんと1965年だそう。
誰かがこんな本を50年も前にフランスで出版しているのもすごいし、
誰の手を経てここにたどり着いたのかと思うと
なんだか古本ってロマンチック。
現在の日本文学のフランスでの浸透率は本当にものすごく。
私がまだ知らないような若手作家の本もどんどん翻訳されている。
源氏物語も平家物語も、もちろん三島も太宰も川端も
全部翻訳されている。
翻訳って本当に難しくて楽しい。
文学の翻訳なんて100人いたら絶対に100通りの訳ができちゃうから、
ある意味、翻訳ってもう100人の演奏者がいたら
100通りの演奏があるのと同じくらい自由。
外国の文学を日本語にしてあるものも、
めっちゃ読みにくい固い文章もあれば、
とても読みやすくてぐいぐい引き込まれるものもある。
古本の楽譜なんかは、
誰かの注意書きなんかが書かれていて
見ているだけで面白い。
もう絶版の物なんか見つけたらとても嬉しい。
以前、どこかの展示会でみつけた
ドビュッシーの手書きのオーケストラスコアが
最新式のスキャンで印刷された大きな美しい楽譜の本なんて、
芸術品みたいに綺麗だった。
いつもお誕生日プレゼントの希望とか聞かれると
服?アクセサリー?と迷うのだけど。
ちょっと自分ではなかなか手が出ないような
貴重な本や、すごくいい内容の本。
CDや楽譜のプレゼントって、いいですよねー。
毎年、同じ作曲家のシリーズの楽譜を揃えて行く
プレゼントなんていいですね。
練習するたびに、演奏するたびに、嬉しい気持ちになれそうだし、
演奏を聞いている方も、これは、ボクがプレゼントした物だ。という
楽しみがある。
ある有名作家の方が、
好きな本というのは、あるだけでホッとするような
ところがあって、
読み終わった後も、
ずっと手元に置いてあって、
表紙を見たり手で触れたりしただけで
読んだ時の感動やほっとした気持ちがよみがえって
あるだけで嬉しくなるような物であってほしい。
自分の書いた本が
誰かにとって、
そういう存在であってほしい。
というようなことを書いていたけど。
本当にそうだなあ。と、思う。
本や楽譜を手にとったときは、
そのくらい大事に扱いたいと思うし。
自分が少しでも製作にかかわった本や音楽には、
責任を持って誰かに喜んでもらえるものにしたいな、と思う。



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