ポンピドーセンターで22日までやっている
Martial Raysse展すごくいいですよ。

ネオン管を絵画の中に使っていたり、
布や浮き輪や、薬箱。何でも家にあるものを
絵画や作品にとりいれていて、おもしろい。

緑の女の人の頭の上に蠅がとまっている絵が有名ですが、
この作品名が確か日本の人
みたいな名前だった気が・・・。
(理由は日本の会社の依頼で製作した絵画だからだったような。
 うる覚えですみません。)
mの出版社が製作したポンピドーセンターの本の表紙も
この絵です。

カラフルで楽しいポップな作品が多い。
なんというか、ひとことで言えば
「なんでもあり」な感じがいい。

一番私が気に入ったのは、
ひもを壁にはりつけて、
洗濯バサミをたくさん挟んで
そこに、切手やら子供の駄菓子のおまけやら、
いろんな物を挟んだだけの作品。

同じシリーズに、スカーフ、布切れ、
革ひも、麻糸、なんでもいいから繋げて
正方形に壁にはりつけて、
また好きなものを貼ったりしている作品。

これなら、今すぐ
私が今晩作れるわ。
と、思わせてくれる作品って、
いいじゃないですか。
それを本気の芸術として堂々と飾る
国立美術館。
私は、こういうのすごく好き。

mは、ひたすら、
「あれ?おかしいなあ。この絵の頭の上の蠅って
 この位置だったかなあ。」と
蠅の位置が気になるらしく。(笑)
「表紙を製作した時は、
 もっと離れていた気が、
 いやもっと近かったかなあ。」
と、わざわざ戻って確認していた。

わかるわかる。
自分の責任で仕事でかかわったことって、
いつまでも気になるものですよね。


hp→
日本語記事→
mが製作したポンピドーセンターの本
(表紙の女の人の上の方に小さな黒い点があるのですが、
 本物の絵画には、この黒い点の部分におもちゃの蠅が貼付けてあります。
 絵画というより、ほとんど子供のいたずらみたいな世界・・・。)→


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