バカンス4日目

ジャンミッシェルは、朝5時起きで
遠くまで車で釣りに出た。

お昼はいつものように海でピクニック。
すでに持ってきた本を一冊づつ読んでしまった。
A君は、「ゴドーを待ちながら」を読んでいる。
高校生にしては、渋い選択。
彼は、かなりの読書家で、古典もかなり読んでいる。

バカンス5日目

午前中EDFのカウンターを付け替えるますという人がやってくる。
制服や車は本物に見えるけど、
まあ、何があるかわからないので、
ジャンミッシェルと二人しか家にいなかった時間帯なので、
mの電話番号を教えて、家主に相談してからととりあえず断る。

別荘というのは、家の手入れ、
庭の手入れのほかに、こういういわゆる工事や
公共の手続きなんかが、必ずついてくるので、
何かと手がかかる。

こういうことに関しては、
やっぱり男性が主導権を握っている。
年長だからといって、m姉にまかせず、
何でも、とりあえず全員がmに相談する。
頼られているのね。末っ子なんだけど。

6日目

朝からジョギング。
海辺を走るのはなんとも壮快。
小雨が降ってきたけれど、
気持ちよく走る。
mはそのまま海水浴。
私は、ちょっと寒いし、水着を持ってこなかったので、
浜辺でヨガをしながら、mを待つ。

なんか、サーフィンをしている彼氏を待つ
高校生くらいの彼女にでもなった気分。(笑→いや、漁師を待つ女将さんか?)
昨年、こうしてmが泳いでいるのを見ていたら、
その沖にイルカが泳いでいたことがあった。
「イルカいないかね~」とちょっと背伸びをしながら沖を見つめる。

アンヌが自転車で慌ててやってきて、
「mに書留がきてるの!本人しかサインできないから
 郵便屋さん待たせてるから、
 私がmを呼びにいくから自転車見てて」と言われ
その後、アンヌが戻ってきたと思ったら
「家の前でジャンミッシェルが待ってるから、
 郵便屋さんに今行くって伝えて!」とか言っていて、
??え?あれ?本人は??自転車は?と思いながらも
よくわかんないけど。まっいっか。と、
私がとりあえず走っていたら
mが裸足で自転車に乗って通り越していき
家の前で郵便屋さんから何か受け取っているのが見える。
パリだったら絶対待ってくれないだろうなあ。

っていうか・・・みんな携帯持ってるんじゃ?(笑)
海にいると、携帯は着替えといっしょにキャビン(着替えるための小屋)に
入れてしまって、風や波で音が聞こえないからぜんぜん意味をなさない。

海辺の町では、こんな感じで
みんなちょっと砂のついた水着姿で歩いてたりするので、
この抜けた感じがいいな。と、あらためて思う。

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写真は関係ないけど、バカンス前に行ったメルシーのケーキ。