mの姪の家で昼食会。
アヴィニオン郊外のおうちを購入したばかりの姪。
1年程前に買った家の大きな事といったら。
10部屋以上もあって、
大きなお庭には5台の車を止めても大丈夫。
おうちの裏の眺めはこの通り。
離れは学生さんに貸して、ローン返済にあてるのだそう。賢い。

旦那さんは川沿いのカフェレストランでシェフを勤めていて、
姪は、大型家具店に勤める30代前半カップル。

やっぱり田舎はスケールが違う。
トイレからの眺めがこの草原じゃあ、
誰でも気持ちがのびのびします。
姪はただいま妊婦ちゃん4ヶ月中。
でも、お仕事も休んでいないのだって。すごいなあ。
フランスはほとんどのカップルが共働き。
(お給料が安いということもあるけど、
 女性が社会的に責任のある仕事をしていることを男性が望む傾向がとても強い
 どんなに経済的に恵まれた家庭でも、たいてい女性は仕事をしている
 仕事をしないなんて、何の為の人生なの?と言われてしまう)
出産直前まで働き、出産後3ヶ月くらいでフルタイム復帰する人が多い。
(ま、これも、大変といえば、大変なわけだけれど!)

自分たちでまだまだ屋根裏部屋等製作中だから
(フランス人は家の工事をほとんど自分でやるという人が大勢いる)
仕事と、家事と工事、
全部こなすのはどんなに大変だろうと思うけれど。

なんといっても、旦那さんのフットワークの軽さには、驚いた。
私達が到着した時には、
彼はレストランで勤務中で不在だったのだけれど。
昼食の勤務を終えて帰って来たとたんに、
さわやかに全員に挨拶したと思ったら、
皆へいろいろ、暑すぎないですかとクーラーをつけたり
飲み物をサービスしたり。片付けたり。
あっというまに、ちゃっちゃと床の掃除までしていた。
外は猛暑で疲れているだろうに、若者は体力と気力が違う!(笑)

ついこのあいだ会ったときは、(といっても、数年前だけど私の感覚ではついこのあいだ)
姪はまだ仕事もプライベートも不安定と言っていたのに、
あっというまに、素敵な旦那様に出会い仕事も安定、
家も購入、妊婦ちゃんだもの。
彼女の弟(つまりmの甥)も1歳の赤ちゃんをつれてきた。
(ついこの間は、まだ独身だったのに。)
人生何が起こるかわからない。
クリスティーヌが二人の孫のおばあちゃんなんてねえ・・・・。と、しみじみ。

大勢の家族に、家族として迎えてもらい、
「何も遠慮しないで、あなたは本当の家族なんだから」と
大歓迎してもらい、そうか、この人たち全員私のファミリーなんだ。と
実感できて、とても不思議でとても嬉しい昼食会でした。

92歳の一人暮らしのm母の家に泊まって、
大勢の家族に囲まれて、皆で楽しく過ごしました。
m母にとっては、2人のひ孫も来ていたので、
とても嬉しそうでした。
よく考えてみればあたりまえなのだけれど
m母が5人の子供を生んでいなければ、
このファミリーは存在しない。

全員が、m母の子供、その伴侶、その子供、
そしてそのまた子供なわけだから。
しかも、これは、まだまだその一部。

m母の兄弟姉妹、亡くなっているm父の姉妹
孫達が全員集合したら50人くらいになるのかな。
そう考えると、ファミリーって本当にすごいな・・・・。

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何はともあれ、別の部屋は未完成でも自分たちで最初に整えた寝室だそう。かわいらしい。


親戚大集合!大変なごちそうでした。


2階からの家の裏の眺めはこの通り。


台所は50平米くらいある。パリじゃ絶対むり。うらやましい~!