先日Kさんにいただいたシュトーレン。
Kさんは誰もがパリで一番美味しいパン屋さんと絶賛する
デュ・パン・エ・デジデのパン職人さんなので、
美味しいのはあたりまえなのですが。

シュトーレンって本当は、
こういう物だったのか。と、
感激する程美味しかったです。

だいたいお店で売っているシュトーレンって
どーんと重たくて甘すぎるのですが、
(だから日持ちするのでしょうけれど)
Kさんの作品は(もはやケーキとかパンではなくもう作品とよびたい程)
もっとふわっと繊細で甘さも控えめでヘーゼルナッツとイチジクが入っていました。

ドイツでは、シュトーレンを
クリスマスを待つアドベントの間、
少しずつスライスして食べるのだそう。
クリスマスを待ちわびながら食べるというだけでも、
ロマンチックなお菓子ですね。

mのパン・デピスと
クレモンチーヌ(みかん)のコンポートと
いっしょに食べました。
疲れた午後に幸せなお茶タイム。

いろいろ大変なことを済ませた後に、
お茶の時間に美味しい物を食べるのって、
とにかく幸せ。

数日、今日はシュトーレンがあるからね。と、
自分を励ましながら、お茶の時間を楽しみに
いろいろ頑張った。
Kさん、本当にお忙しいのに、
わざわざプレゼントを焼いて会いにきて下さってありがとう!

***

最近の私は、よく音楽を聴きながら街を歩いている。
クリスマスの飾りを見ながら
寒い空気の中をロマンチックな音楽を聴いていると、
なんだか初恋のようなドキドキした切ないきゅ~んとした気持ちになる。
大人になると忙しくて、本当に心から優しい気持ちになったり
どきどきしたり、こういう気持ちを持つのを忘れてしまいがちだけど。

もっと、ずっとどきどきしながら生きていこう。(?笑)と、
なんか、そんな気持ちになったりしています。

毎日が映画の中の恋のように暮らせるわけないじゃない。というのが、
大人なら当たり前って誰もが言うかもしれないけど。

そういう切なくて嬉しくて幸せな気持ちがなかったら、
生まれてきた意味がないし。
音楽や芸術で何かを表現したり、
誰かを幸せにしたりは、
できないんじゃないかな。と、思う。

だから、初恋の気持ち大歓迎。で、
クリスマスの飾りを見ながら
ぐんぐん街を歩くのを楽しみに
今日は何を聞こうかなあ。と、
音楽を聞くのを楽しみに出かけるようにしています。

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